男と女。性別が異なるだけですが、何を考えているのか全くわからず、宇宙人のように感じることもあるものです。
そんな宇宙人と恋愛をするにおいて「男について知っておきたいこと」を人気モデルSHIHOさんをスカウトし育てた小林悟さんの著書『男が書いた「大切にされる女」39のルール』よりご紹介します。
1.男とは、プライドの塊である
「唐突ですが、男のプライドとは、わかりやすく言うと、『背骨』のようなものです。
脊椎動物から背骨を取ってしまうと、フニャフニャして生きられないように、男からプライドを取ってしまいえば、フニャフニャしてうまく男になれなくなります。
(中略)だから、男にはプライドを失わせるような言葉、『あんたって本当にいつもダメね!』とか『役立たず』とか『安月給』などと絶対に言ってはいけないのです。」
多くの男性がキャバクラなどに行くのは、話を聞いてくれて持ち上げて気分良くしてくれるからのよう。
男性のプライドを傷つけるような言葉を発する女性はモテないだけでなく、お付き合い中の彼にとってもサゲマンとなってしまうようです。
「モテたい」「彼にイイ男に育って欲しい」と思うなら、男性のプライドをしっかりと立ててあげられる女性を目指して。
2.プレゼントよりも嬉しいのは女心
「プレゼントをもらう時、いつも感じるのですが、実は男はもらったプレゼントが立派であればあるほど、『嬉しい』気持ちと『申し訳ない』という気持ちが入り混じり、”ウレシクルシイ”という妙な心境になったりします。
でも、それに比べ、プレゼントに添えられていた手紙は素直に心にささります。それは、手紙はイコール相手の気持ちだとストレートに感じることができるからです。」
好きな人や彼にプレゼントを渡しても思ったよりも喜んでもらえなかったという経験はありませんか?
それは、男性からすると「プレゼント=自分の評価」とは受け取らないからだそう。それよりも「一緒にいられて幸せ」といった言葉のように、「女性を幸せにしている」「役に立っている」と実感できることの方が嬉しいんだそう。
プレゼント選びに迷うよりも、気持ちをちゃんと伝えることを重視してみて。
3.守りたいものを持っている男性は強い
「 男性は普通、社会的地位、家族、財産、プライドを築き上げることを目標にしています。
守るものがない男、大切なものがない男は、人の心を尊重したり、大切なものに気づいたりする気持ちが欠けている場合があります。」
仕事や恋人、家族など、人によって何が一番大切かは異なりますが、守りたいと思うものを持っている男性は、自分の欲を満たすためだけに頑張っている男性と比べると芯があり強い男性が多いようです。
例えば仕事で失敗した時でも「彼女のために」と頑張っている男性であれば、多少のことではへこたれず続けていくことができますが、「自分がやりたかったからやっていた」というだけだと「思っていたのと違った」と感じて挫折しやすいそう。
彼の言動の背景に、何か「守りたい」と思うものを持っているかどうかを確かめてみて。
4.男にとって女性は勲章
「『やっぱり頼りにできるのは、あなただけね』などの、『頼りにしてるわ』的な言葉です。
また、『この間やってもらったこと、すごく助かったわ』『私も嬉しかったけど、近所の○○さんもあなたはスゴイって言ってたわよ!』といった誉め称える系の言葉も効果を発揮します。
(中略)美しい女に受け入れられ、優しくされると男が有頂天になって喜ぶ理由ーそれは自分が男としての魅力を評価され、勲章をもらったがごとくプライドが満たされるからにほかなりません。」
「頼られること」「褒められること」など、彼の行動を女性が高く評価することを男性は女性が思っている以上に喜ぶようです。
彼のプライドを満たして気持ち良くなってもらうためには「頼る」「褒める」をうまく使ってみてください。
おわりに
恋愛のハウツーにおいて「こうするのが良い」「こういう言動がオススメ」という説明がありますが、この記事を読んで「だから、あれが効果的だったのか!」と思い当たるものがあったのでは?
これらのことを念頭において「そもそも男性とはこういう生態だから」ということをわかっていれば、ハウツーで学んだことをタイミングや方法を間違えずに使えそうですよね。
参考図書:小林悟著『男が書いた「大切にされる女」39のルール』三笠書房
(栢原 陽子/ハウコレ)