どんなに相性のいいカップルも、多少の意見の食い違いはあるものです。実際、同棲して初めて彼の生活習慣を知って、「このまま上手くやっていけるかな……」と不安を感じる女性たちは少なくないもの。
株式会社A.T.Bridesが「夫婦の生活習慣の違い」について調査した結果でも、結婚して彼と生活習慣が異なると感じたポイントは、「親族との付き合い方」が最も多く39%。続いて「生活リズム」、「金銭感覚」、「家事の仕方」でした。
カップルのうちに、できるだけ相手の生活習慣を知っておくことが結婚後の生活も良好にさせるはず。今回は同棲中、彼との生活習慣が違うと感じた女性たちに意見を募ってまとめてみました。
1.食事中にテレビは一切見ない
「実家が小さい頃からそうだったみたいで、彼が黙々とご飯を食べ出した時はビックリ。会話が弾めば楽しいですけど、喧嘩した時はすごく気まずいです」(24歳/看護)
食事を一緒に取る機会が圧倒的に増えるので、ここでの習慣の違いは気になりがちでしょう。
また、味付けに関しても「おふくろの味」が基準になっている人が多いので、「もうちょっと◯◯な方が……」と、要望を出されたこともあるかもしれません。
習慣のなかでも特に食に関しては無意識に実家での暮らしなどが基礎になっているものですが、無理に我慢する必要はないので、すでに同棲をし始めたのならふたりのルールを大切にしてみて。
「夕飯いらない時は連絡をいれること」と共通のルールを設けることで、彼も異性と暮らすことの意識が徐々に芽生えるはずです。
2.なんでも安いものを買う
「ふたりのモノを買う時はいつだって安物。その癖、自分のものにはお金をかけているので納得がいきません」(25歳/製造)
同棲をし始めると、家具家電をふたりで選ぶなんて機会も出てくるのでは?
男性にすれば、「なるべく節約をしたい」という結果なのでしょうが、その分自分の好きなことにお金を使っているのを見ると、同棲が一過性のものに思えて寂しくなりますよね。
結婚を意識して同棲をする場合、お金の価値観をできるだけ共有し合うことが大切です。
それこそ「今度◯◯買おうと思うんだけど」と相談したり、財布は別々でもお金の流れをお互いに把握し合うことで、共通認識が生まれて同棲生活も上手くいきやすいはずですよ。
3.定期的に掃除をしない
「ひとり暮らしをしていた時は、週末に決まって掃除機をかけていたので、気が向いた時にしか掃除をしない彼と一緒にいると、あちこちに落ちているゴミが気になります」(23歳/アパレル)
同棲をするにあたって、お互いの清潔度はとても大切なポイントですよね。似たり寄ったりのカップルの方が関係は上手くいきやすいもの。
ですが、例えばあなたがキレイ好きで、彼がなかなか掃除をしないタイプなら「ゴミの分別は◯◯にして」と、彼が行動しやすいものから注意してあげては?
なかにはどんなに散らかっていても、人に片付けられるのが嫌という男性も少なくないものです。
変に母親のように注意をしたり、代わりにやってしまうと男性は煩わしく感じたり、「やってもらって当たり前」になってしまうので、彼のしやすいことから口にしてあげる意識が大切ですよ。
4.生活リズムが違う
「彼はシフト制の仕事をしていて、私は仕事で帰りが遅くなるので、数日間顔を合わせないこともしょっちゅうです」(24歳/IT)
お互いの仕事が違うことですれ違って、そのまま疎遠になってしまった経験を持つ女性はいませんか?
仕事の違いで生活リズムが違うことは仕方がありません。でも、それが原因でふたりの仲が引き裂かれてしまうのは、ちょっと寂しいですよね。
顔を合わせられないほど生活リズムが違う場合は、お互いの休みの日を見つけて最低週1回は外食をする、1日デートをする等、ふたりでルールを決めてみて。どんなに忙しくても、ふたりの関係を保つ方法は必ずあるものです。
おわりに
生活習慣の違いはあって当たり前。むしろ違いがあるとわかった時、どう工夫ができるかによって同棲生活、しいては彼との結婚生活も上手くいくかどうかが決まるはずです。
(柚木深つばさ/ハウコレ)