■水瓶座の世界観
水瓶座が司るのは「自由と革新」。人が多く集まると、右にならえの状態になり、自分を忘れてしまいがちになりますが、そんな中にいても信念をつらぬく強さがある水瓶座だから、新しい挑戦ができるのです。
人と違う自分を自然に受け止められるので、相手との価値観が異なっていても気にせずに許容するでしょう。
■変人と呼ばれて
12星座の中でNo.1の「変人」、それが水瓶座です。水瓶座にとって、変人呼ばわりされることは、誕生以来毎日のことなので、本人は何も気にしていません。むしろ、褒め言葉だと思っているでしょう。
人と違う自分に疑問を抱くことなく自分を信じる逞しさは、孤独を恐れぬ勇気につながるものなのかもしれません。排他的に思えますが、水瓶座のこの感覚は、人付き合いでの敷居を取り払い、老若男女や人種、派閥などを問わず、様々な人との交流を実現するでしょう。
■人はそれぞれ
変わっていることを肯定的に受け止める水瓶座にとって、人のすべてに個性があるのは当たり前のことです。「人と同じでいい」「人に嫌われないように合わせておけばいい」……そんな考えは、水瓶座の辞書にはありません。自分と違うからといって嫌うこともなく、趣味が合わないだけだと受け取るのです。
相手を否定しない水瓶座だからこそ、水瓶座自身の特異な部分を周りから否定されたり、意見を押し付けられることを嫌います。上辺だけではなく、精神的に独立した者同士で結びつき、互いを尊重することを切望するのが水瓶座なのかもしれません。
一方、こうした価値観が暴走し、本当の意味で変態的な趣向に走ることもありそうです。否定しないからこそ、どんなプレイにも挑戦してみるのでしょうか。とはいえ、「変わっている」と言われたいがために、個性派を気取っているとすれば、水瓶座として未熟です。
■水瓶座の魅力
どんな相手に対しても臆せずに接して自分をつらぬく水瓶座は、とても真っ直ぐです。
嫌われたり、おかしいのではと思われることを恐れない純粋さがあるからなのかもしれません。本人に意図はなくても、この堂々たる行動は周囲に大胆な印象を与えるでしょう。
集中力にも優れ、1つのことに没頭すると、他のことが何も見えなくなるようです。こうしたブレのなさが信頼を呼び、周囲に人を寄せるのでしょう。コミュニティーや博愛という意味合いのある水瓶座らしい一面です。
中性的で爽やかな印象を与える水瓶座は、同時に、冷たい機械人間のように思われてしまうことがあります。けれど、それは冷たいからではなく、制限や束縛をすることなく、お互いを尊重したい気持ちの表れなのです。
■おわりに
「水瓶座の魅力」はいかがでしたか? 人は1人では生きていけませんが、1人1人はそれぞれ別の人間です。どんなに気の合う相手であっても、すべてが一致することはないはず。どんな人とも自然に過ごせるように、お役に立てて頂ければ嬉しいです。
シリーズの5回目では、「魚座の魅力」をご紹介する予定です。お楽しみに!
(LUA/ハウコレ)