1.いつも
「結局いつもこうじゃん」というような「いつも」という言葉は、過去と未来にダメだしする言葉。「あんたのダメなところは今までもこれからもずっと変わらない」って言ってるのと同じなんだよね。彼の努力も認めないような、まるで相手の立場になっていない言葉なんだよ。
こんな言い方をされたら、いくらあなたに一途な彼だって限界が来る。「どうせそうだよ。もういいよ。別れよう」なんてさ。あなたが言いたかったのは「次はこうして欲しいな」ってことだけでしょ?だったらそれを可愛く伝えなきゃ。
2.嫌い
「お前なんか嫌い!」こんなふうに相手を全否定していないかな?
例えばうそをつかれたらむかつくよね。そのときに「お前なんか嫌い!」って切り捨ててないかな?これでは話が終っちゃう。「うそつかれるの嫌い。ずっと楽しみだったんだよ。」まずは自分の気持ちをちゃんと伝えなきゃ。
それから彼にちゃんと言い訳の機会をあげて。「なんで約束破ったの?」ってね。彼には彼の言い分があるかもしれないよ。ちゃんと聞いたらあなたも納得できるかも。あなたの望むのは彼との素敵な時間でしょ?彼を謝らせても怒らせても、幸せな時間は戻らないよ。
3.言い寄ってくる男がいる
「うち、告られてるから…」それが本当でも、ケンカの場面でそれはNG。彼の感情を更に逆なでするだけ。
一途男子は、一途じゃない女の子の言動や行動が大嫌い。やきもちを焼かせるつもりが、自分が大やけどをするハメになっちゃうかもしれないよ。
「はぁ?だから何なん?そいつのほうがいいなら別れよう。お前がそんなチャラい女だって思わなかったよ」なんてあなたの株を下げておしまいになりかねないからね。
4.気になる男がいる
「最近○○がかまってくれないから一緒に遊んでるイツメンのなかに、気になるヤツがいる」なんてつい言ってしまったことはないかな?腹立ち紛れにいっただけかもしれないけど、言葉は引っ込められないよ。
本当に言いたかったのは「もっとかまって!」っていう言葉。だけど一途男子の彼の頭に残るのは、腹立ち紛れに言ってしまった「気になるヤツがいる」って言葉だけ。そのとき別れることにならなくても、一途男子だからこそ、その一言が流せない。
あなたのイメージはいきなり最低女に成り下がり、本命彼女が出来るまでの都合の良い女にひっそり格下げされちゃう可能性は大なんだ。
5.別れる
自分の思い通りにならないときの切り札が「もう無理。別れる!」。大人の恋愛はいろいろなことを乗り越えながら信頼関係を強くしていくもの。一回一回のトラブルで別れていたらきりがない。
本気で別れたくないのに簡単にこの言葉を使うのは危険だよ。彼から「わかった。別れよう」なんていわれてあたふたすることになったり、最後には言い出したはずの自分から「別れたくない」なんてすがってたりして。
一途男子は、女性からこんな風に別れを切り出されると一気に冷める生き物。一度彼から「別れよう」という言葉が出たら、復活はかなり難しいことを忘れずに。
羽林由鶴からのメッセージ
ケンカにも、やっぱりルールがあるんだよね。別れることを前提としたケンカではなく、二人の未来が過ごしやすくなるためのケンカをしよう。言いたいように言ってるだけで、本当に伝えたいことは伝えられてないことって意外と多いんだよね。言いたいことを言うことは大事。でも言いたいように言わないこと。相手の立場に立つ練習から始めてみよう。大人の恋人同士のケンカは未来のため。勝負じゃないのよ。
(羽林由鶴/ハウコレ)