アニオタ、ジャニオタ、鉄オタ…日本では様々なオタク文化が大流行し、もはやオタ男子もオタ女子も珍しくない時代になりましたね。
だがしかし、やっぱりオタクに興味がない人間からしてみると、「友達」として関わるのも「恋人」にするのもちょっと気が引ける、そんな微妙な立ち位置にいるのも事実。
今回は、もしもオタ女子がオタに理解を示さない男性と付き合っている、または恋愛関係に発展しそうという場合の話です。
「引かれて嫌われてしまった」という残念な結果にならないことを祈り、オタ要注意な行動を挙げていきますので、頭の片隅にでも置いておいてもらえたら幸いです。
1.オタトピックが出た途端発狂!
「大人しく静かで、いろんなことに無関心な彼女。なのに好きなアニメの音楽がかかった瞬間、オタ友が新刊の漫画を持ってきた瞬間、『うおぉぉぉぉぉ~!』と、物凄い勢いで発狂して飛びついている光景を見て、閉口」(19歳/専門学生)
好きなものだから体が反応してしまうのは避けられません。ですが、声を抑えるなり、周囲の人に気を遣うなり、もう少しトーンダウンを心がけて。
沸き上がる興奮を抑え、「実は私この音楽好きなんだよね~」とさりげなく伝えるか、徐々にカミングアウトしていけばそこまで引かれることもないでしょうし。
2.家の中にコレクションずらり
「イマドキのファッションで、顔も可愛く好意を持っていた女友達の家にお邪魔すると、実は隠れオタだったことが判明!
部屋にはフィギュアのコレクションが溢れ返っていました。外見からは想像できなかっただけに衝撃も大きく…」(21歳/大学生)
どんなオタにも当てはまりますが、コミックやフィギュア、ポスターなど何でも集めすぎは引かれる原因になるので要注意。
特に隠れオタで通しているなら、気になる男性が部屋に来る一瞬の間くらい、オタグッズに別れを告げ棚の奥にでもしまっておきましょうか…
3.オタ芸
「はっきり言わせてもらうけど、こればかりは引く。面白いと思ってるのは本人たちだけで、他はみんな迷惑してるんだよな…
ライブでやるならともかく、公共の場でする神経が全く理解できない。とにかく一般人には不快!迷惑!」(23歳/トレーナー)
オタ芸については賛否両論ありますが、興味のない人を巻き込むのはやめましょう。
おそらく、オタにどっぷり浸かっていて、自分の生きるオタ世界がすべてだという勘違いを起こした場合、周りが見えなくなってしまうのでしょうが…
4.恋人と混同
「昔付き合ってた彼女が大のジャニーズ好きだったんだけどさ、『○○君のことは好きだけど、私にとっては6番目にしかなれないよ。だってA(グループ名)の5人より上に来るはずないじゃん』って面と向かって何度も言われて、呆れたよね。
痛いとわかっててやってんのかもしれないけど、現実は現実として受け入れないと。正直それが気色悪くて別れたようなもん」(26歳/金融)
遠い昔、強烈なジャニオタだった筆者もこの間違いをよく犯していましたね…
自分のことは棚に上げ、妄想にふけって現実逃避するのがオタにとっての至福の時なんです(わかる人にはわかります)。
しかし、彼の前でも一切自粛せずにオタモード全開でいると、「じゃあ俺って何なの!?」と思わせてしまい、せっかくの現実彼氏が離れていってしまいますよ。その悲劇を起こさないためにあなたができる方法は2つ。
1つ目は、「私が一番好きなのは○○君に決まってるじゃない。あんなグループただの気休めでしかない」と自分に大嘘をつく(ただし、必ず後悔します)。
2つ目は、きっぱり別れて自分の趣味と合致する人を探す(可能性は低い分、見つけたときの感動もひとしおです)
どちらも難易度高めですが(笑)
おわりに
マンガにグッズに握手会にライブに…と自分の全財産と愛情を注ぎ込み、一生オタとして生きる道を選択するならば立派なものだと思います。
が、筆者の経験上、ある程度の年齢になるとそれも厳しくなり、いつかオタだという事実を隠さなけれなならない時が来ます。人によっては現実の彼氏が欲しくなるかも。
そう思ってから隠し始めても、「時すでに遅し」なのです。生きがいのオタを封印するべきだとは思いませんが、この際「がっつりオタ」から「隠れオタ」として、現実彼氏と両立しながらこっそり楽しむスタイルに転換してみてはいかがでしょうか。
(成瀬いづみ/ハウコレ)