☆魔術師
人を楽しませるのがあなたの宿命です。音楽を演奏したり、芝居をしたり、美術や小説のすばらしい作品を作ったり、コントやギャグなどで人を笑わせるのもいいでしょう。
「私にはそういう才能がないわ」というなら、パーティなどを開いて、おもてなしをして楽しませるとか、楽しいおしゃべりで時間を忘れるくらい楽しい気分にさせるというのでもいいのです。
人を楽しませるにはまず自分が楽しむこと。自分が何をしているときが一番楽しいか考えて、それを実行してみましょう。アーチストやプランナーなど、それを仕事にできれば一番いいのですが、「あなたと一緒にいるととても楽しい」と言ってもらえるだけでも十分。恋をするのでもいいのです。ただし、辛い恋ではなく、楽しい恋をしましょう。辛い恋はあなたには似会わない。もちろん、いいときばかりではありませんが、恋人を楽しませることができなくなったら潮時かもしれません。
☆女教皇
人に知識や情報を提供していくことがあなたの宿命です。そのためには、まず自分が豊富な知識を得なければなりません。ネットだけでなく、本を読んだり、テレビを見たりして、あらゆるジャンルの情報を仕入れましょう。口コミ情報も有力ですから、何かについてとても詳しい人に聞いてみることもおすすめ。意外な人がいい情報をもっていたりもするので、とにかくいろんなジャンルの人話をしてみることが必要です。
そして、それをブログなどで惜しげもなく、多くの人に提供していくこと。それには大変な労力を必要としますが、あなたの情報に反応してくれる人も多そうなので、そこからまた知識と情報を得ることができるでしょう。
専門職に就いて講演したり、生徒に教えたりするのも賛成。ポイントは、知識と情報をためこむだけでなく、「還元していく」こと。そうすることで、あなたにもチャンスがうまれるはずです。
☆女帝
人と関わっていくことがあなたの宿命です。あなたのお知り合い同士を紹介するなど、人と人との縁を結んだり、誰かがチャンスをつかむのをバックアップしたりすることが多いでしょう。
あなたがきっかけで誰かとつながり、成功をおさめた人は、そのときは感謝してくれるでしょう。しかしそれは一時的なもの。その後すっかりあなたのことを忘れてしまったりするので、悲しい思いをすることもしばしばでしょう。
でも、そうやって誰かを幸せにすることで、すぐにではないかもしれないけれど、あなたにも幸せがおとずれること間違いなし。一人でひきこもっていてもいいことなしですから、なるべく人の集まるところに出かけて、連絡先の交換をしましょう。また、一度きりの出会いにならないように、用がなくてもまめに連絡をとることが必要です。「○○会」など、共通のテーマをもった会の幹事になって、定期的に開くのもおすすめです。
☆節制
人のためになることをする、それがあなたの宿命です。まずは家族や友達など、あなたの力を必要としている人に手を差し伸べることから始めましょう。
時には、自分では良かれと思ってしたことが「大きなお世話」なんて言われて悲しい思いをすることもあるかもしれません。基本的には、頼まれもしないことはしないほうがいいのですが、相手が遠慮しているということもありますから、そこをよく見極めることが大切です。
おしつけがましくなったり、見返りを求めたりすると傷つくことも多くなりますから、見返りを求めずに奉仕の精神を発揮して、相手に無償の愛を捧げましょう。
誰かにしてあげたことは、すぐにではなくても、必ず何倍にもなってあなたの元に返ってくるはず。もちろん、人のために自分を犠牲にしてまで尽くすことはありません。家族などが相手だとそういう時期もあるかもしれませんが、自分も大事にしてください。
(小泉茉莉花/ハウコレ)