時代は壁ドンから顎クイへ。
あの「キス……されちゃうかも♪」なシチュエーション、嫌いな女子はいませんよね(もちろん相手は大好きな彼限定ですが)。
少女マンガでは定番ともいえる、顎クイからのキスシーン。しかし現実的には許せるものと許せないものが。その違いを挙げてみました。
OK:ツンデレな彼からのちょっと強引な顎クイ
デート中、何気ない一言がきっかけで口論となり、気まずくなってしまったとき。
「こっち向けよ」まだ彼の声色が怒っているように思えて、怖くて下を向いていたら、いきなり顎に手を触れ、強引に顔を上げさせられ……まさかのキス。
「機嫌直せよ。俺、笑ってる○○のほうが好きだよ」
そんなシーンはぜひリアルで彼氏にしてもらいたいですね。壁ドンとのコラボならパーフェクト!
「ケンカした後にはキスで仲直りする」というルール付けや、「顎クイいいよね~」といった彼への刷り込みを徹底して、彼が顎クイしやすい環境を作っておきましょう!
NG:顎クイビギナーな彼氏からの残念な顎クイ
いくら巷で「顎クイに女子は弱いらしい」と聞いたからといって、やればいいというものではありません。
「もうどこにも行くな。お前は俺のモノだ」など、二次元から引用したかのようなクサいセリフを言われたら、キスするどころかシラケてしまうかも。
同じ顎クイでも、力まかせに顎をつかまれたら、ときめくどころか痛いだけ。予測できない角度から急に顎クイされるのも、首を痛めてしまう危険があります。
彼を「よっしゃ成功!」と思わせないよう、「ちょっと痛いよ」と優しく意思表示しましょう。
NG:照れ隠しすぎてムード台無しな顎クイ
男子が顎クイからキスの流れにしたがるのは、彼女がその気じゃないところで急に「今ここでキスしたい!」とフラグが立った場合がほとんど。だから顎クイで彼のほうを向けさせるアクションが起こるのです。
しかし「キスしたい」欲求と別の感情がミックスされてしまうと、挙動が怪しくなりがちです。
いざ顎クイして彼女と見つめ合ったら、急に周りの目が気になり「お、お前アゴ長いなー」などとふざけたことを言ったり、照れ隠しで「ゴハンつぶついてた」と食後でもないのにごまかされたら、ムカついてしまうかも。
彼に「ロマンチックな雰囲気」に慣れさせることがまずは重要です。
NG:身長差があまりない彼氏からの顎クイ
そもそも顎クイをスマートにやるためには、ある程度の身長差が必要。
顎クイのシチュエーションや、彼のセリフにもうっとり…。
でもいざキスシーンになるとすごくやりづらいし、周りの目も気になって集中できない!なんてなったら、すごくもったいないですよね。
顎クイされたい気分のデートの時にはヒール靴を控えたり、上りエスカレーターで彼の下に立つなど、意識的に身長差を作ってみて。
普段あまりできない上目遣いで見つめれば、彼の方から自然に顎クイしてくれるかも!?
論外:何とも思っていない男子からの顎クイ
壁ドンにしても顎クイにしても、実際にされてドキドキするのは大好きな彼氏(または恋人になりたい男子)限定です。
しかしまれに「女子は顎クイでオチる!」などの勘違いな情報を鵜呑みにして、順序も無視した顎クイに及ぶ男子もいます。
異性として意識すらしていない相手から顎クイなんてされた日には、痴漢に遭ったのと同じくらいの拒絶反応を起こしてしまいそう。
そういう場合には、とにかくロマンチックな雰囲気を打ち消すことが最重要です。はっきりとした拒絶、「顎クイとかやめてよね」と、「顎クイされたからってあなたには落ちません」という事を伝えましょう。
まとめ
ドラマや少女マンガではわりとよくあるシーンなのに、実際に大好きな彼氏からされることはあまりないのが顎クイ。
だけど、ただやればいいってものでもないんですよね。一連の流れがあってこそ、顎クイにドキッとしちゃうわけで。それを男子にいかに分からせるか、それは女子の手にかかっていますよ!
(島田佳奈/ハウコレ)