みなさん、こんにちは! 作家・心理カウンセラーの五百田 達成(いおた たつなり)です。
1.「私って、」
「私って、友達からはがんばり屋って言われるんですけど、結構おっちょこちょいなところもあるかな。あと自分的には冷静なんですけど、天然に見えることも多いみたい。それから……」
「私って、私って」というアピールの匂いをちょっとでも感じると、男性は「コドモっぽい」「自己中」という印象を持ってしまいがち。
また、アピールがうまくいったとしても、「ああ、なるほどこの子はこういう子なんだな」と分かってしまうと、それで満足してしまい、意外に次につながらないことが多いようです。
2.「〇〇じゃないですか~」
「ビールって苦いから、みんな苦手じゃないですか~?」
これは同意を強制する、ちょっとめんどくさい話し方。でも、ついついやってしまいますよね。男性はうんざりとしてしまい、表面的には「そうかもねえ」と合わせつつ、内心は「知らないよ!」と毒づくことに。
こういった持って回った言い回しに「なんかネチネチしていてイライラする」と拒否反応を示す男性は多いものです。
3.「私なんて」
「うわぁ、すごいですね~。私なんてなんの取り柄もないから、そういうのって憧れちゃうな」
相手をほめるのはいいのですが、「それにひきかえ私は」と、おおげさに謙虚に振る舞うのもNG。男子としてみれば「『そんなことないよ』とフォローしてほしいのかな、でもめんどくさいな……」と暗い気持ちになってしまいます。
本人としては冗談めかして言ったつもりでも、相手が本気に取ってしまう(「そうなんだ、取り柄ないんだ。。。」)こともあるので注意が必要。
4.「私だって」
「私だって、いまけっこうがんばってるんですよ!」
自分を大きく見せる女性に、イマドキ男子たちは「なんで、いちいち張り合ってくるんだろう?」「別にそこまで聞いてないし……」と、これまたウンザリしてしまいます。
自慢したい、ほめて欲しいときには、「ちょっとほめて欲しいんですけど」と最初に言ってしまうのがオススメです。その方がよほど気持ちいい印象を与えることができます。
五百田 達成さんからのメッセージ
いかがでしょう? 好印象を与えつつも、アピールしすぎない。微妙なバランスが分かってもらえたでしょうか?
もっとも理想的なのは「この子と会うのはとても楽しかったけれど、素の部分や生活ぶりがいまひとつよくわからなかったので、もう一度会いたい!」と思わせること。自己中心の会話は男性の知りたい欲求を減退させます。出会いの場では肩の力を抜いて、自然な会話を楽しんでください!
(五百田達成/ハウコレ)