ニューハーフの友達から「ニューハーフの美にかける情熱は女性とは比べ物にならない」と聞いたことがあります。
そのくらいニューハーフの方々は美に対する意識が高いようですが、それぞれにきちんと理由や目的があるよう。これを普段の生活に取り入れることができれば私達もさらに自分を高められそうですよね。
そこで今回は、IKKOさんによる『IKKO 心の格言200』から「モテたいなら知っておくべき美容の掟」についてご紹介致します。
1.色を追求すると魅力が生まれる
「アイシャドウの色のバリエーションって、ないよりはあった方がいい。アイシャドウの色を変えないなんて、アイメイクの表現の持ちぐされ。
似たようなブラウン系でもシーンによって変えることで人に与える印象は変わるし、何より極めていくことで、同じブラウンでも他人にマネできない深みが出せるようになります。」
仕事用にしたメークでそのまま夕方からのデートにも突入していませんか?
色が与える印象は大きいので、色遣いを気にしない、TPOに応じて変えないのは女性としての魅力を活かせていないということ。
同書によると「恋に効果的なのはやさしいブラウン」だそう。季節やシーンで色々変えてみたいですね。
2.チークは華
「女性の”華”にもいろいろあるよね。可愛く見せたい華やかさ、知的に見せたい華やかさ…でも、どんな華でもその形容を決定づけるのがチークというもの。
私だったら純粋そうに見せるときはピーチカラー、大人っぽさを出すならピンクオークル、シャープに見せたいときはブラウン系を選びます。
(中略)色と形、両方で表現することで多彩な華を演出できます。女性の華やかさってチーク次第で変幻自在なのよ。」
以前IKKOさんはTVで「セルロイドの人形を渡されて『メイクで生きているように見せろ』ってお題を出されたら、私は真っ先にチークを入れますね。」と言われていました。
そのくらいにメイクで華やかにするために欠かせないのがチークなんだそう。アイメイクに凝っている人も多いですが、一度真剣にチークの入れ方や色にこだわってみては?
3.爪はその人のすべて。
「爪が汚いと下着も汚いんじゃない?って思ちゃう。要は、そこに匹敵する身だしなみのかなめであるということ。
爪と下着と靴。特に指先は人からよく見られるし、自分でも目につく場所。それなのに放っておけるというのは、美への感性がその程度ということ」
IKKOさんは、家事をする時には手袋を2枚するというほどの美容努力家。特に冬の寒い時期に手が荒れていたり爪がささくれていたりネイルが剥げていると女子力が低下して見えてしまいます。
仕事などでネイルを塗るのは無理という方でも、磨いたり甘皮の処理をする分には問題ないと思うので、冬にはまずは爪、手をケアしてあげて。
4.カラコンは「ほどほど」に。
「今の時代の劇的に変わるカラコンって、なんか違うんだよね〜。10代とかよほど若い子ならいいけど、大人がつけてると浮ついてる女に見えるし、なめられる。
しかも年をとると黒目って小さくなるものだから、黒目が大きく見えるカラコンは習慣化すると怖いのよ。はずした瞬間に『自分の劣化』をひどい落差で直視させられます。
ちょうどいいのは少し黒目の輪郭を強調する程度のもの。付き合いすぎると泥沼だけど、適度な関係なら悪くないわ」
今やカラコンを手放せないという方も多いのでは?ですがカラコンはあまり目にも良くないと言われている上に、男性からすると「そこまでするか?」と思い、外した時のがっかり感が大きいのであまり評判は良くありません。
たまにオシャレで楽しむ程度なら良さそうですが、手放せないというところまで行くと危険かも!
おわりに
「キレイになりたい!」「モテるようになりたい!」と思ってもどこから始めたら良いのかわからなくなることもありますよね。
そんな時には、最低限これらの4つの掟を守るように意識してみてはいかがでしょう。
参考図書:IKKO著『IKKO 心の格言200』エムオン・エンタテインメント
(栢原 陽子/ハウコレ)