こんにちは、ぽこひろです。
芸術の秋ですが、大学生のみなさんだったら、カレと一緒に美術館デートに行かれることもあると思います。学生だと割引も効きますし、時間もあるでしょうしね。
しかし、注意したいのが「なんちゃって芸術愛してますカップル」にならないこと。
周りに対して「私たちはディズニーとか新宿とかばっかり行かず、芸術にも理解を示すイケてるカップルです」みたいなアピールをする痛いカップルが最近増えているのだとか。
今回は、都内美大に通う男子大学生15人に「美術館にいがちな痛いカップル」の特徴について聞いてみました。
1.ことさら声に出す
「笑っちゃうのが、わざわざ他の人が聞こえるくらいに大きな声で『この絵すごくいいねぇ、面白い』とか『考えさせられるね』とか話し合ってるカップル。
美術館に並ぶくらいだからいい絵なのは当然だし、絵は言葉と違って抽象的だから考えさせられるのは当たり前だっつうの!」(版画科/20歳)
まあまず大前提として、基本的に美術館は極力私語厳禁ですから、話す時点でNGですね。
とくにこういう「声でアピールするカップル」は、シュールレアリスムや印象派などの一見わかりにくい絵の美術展で多いそうです。「私たちカップルは絵の良さ理解してますよー!」というアピールですね。
2.変わった見方をする
「『私たち、通です』みたいな感じで他の人とはちょっと違った眺め方をするのも鼻に付く。たとえばわざと超遠くから眺めたり、逆に触れそうなくらい近づいたり、しゃがんで見たり、斜めから見たり」(彫刻科/21歳)
これも迷惑ですね(笑)。美術館に行って「いいカップル」ぶろうとする人たちは、とにかく目立ちたがりな傾向があるんだとか。
「ほら、私たちは美術館でデートしておしゃれでしょ!」ってなもんです。
3.グッズをめっちゃ買う
「帰りに、ポスターカードとか画集とかをわんさか買ってるカップルはミーハーっぽい。芸術だからさ、グッズとかそんなに買っても仕方ない。家とかに飾ってオシャレ気取りたいのかな」(映像科/21歳)
たしかに、芸術品はコピーというものになじまない性質ですから、わざわざ買うのも違和感があります。
「美術館風」な部屋にして友達に褒められたりしたいのでしょうか。
4.どっちかが飽きてる
「もう、傍目から見ても明らかに片方が飽きちゃってるようなのは笑えるね。ひとりは熱心に見てる(フリ?)なのに、もうひとりは完全に歩きつかれてキョロキョロお客を見たりスマホいじったりしてるね」(油絵科/19歳)
美術館は本当に絵が好きな人がほとんどなので、飽きてしまっている人はかなり浮いてしまうらしいです。
2人とも飽きたならとっとと出ればいいですが、片方だけとなると、2人の温度差は見ていて痛々しいものがありますね。
おわりに
いかがでしたか?
美大の学生さんたち曰く、やはり美術館はひとりで行くのがオススメだそうです。
自分の心の中で黙々と考えながら自分のペースで回ることで、楽しい発見があるそうです。カレと一緒にいってしまう時点で、もう負けかも?
(川上ぽこひろ/ハウコレ)