みなさん、こんにちは!作家・心理カウンセラーの五百田 達成(いおた たつなり)です。
1.自分を客観視
失恋話は、ついうっとりと自己陶酔的なものになりがちです。周囲の励ましに耳を貸さず、ただただ沈み込んでいると、なかなか這い上がれませんし、周りも呆れてしまうことに。冷静に自分の失恋話を振り返り、「私ってこんなことしてたんだ……」と自分を見てみましょう。
2.笑いとセット
彼のひどいところ、自分の惨めな状況、ショッキングなセリフ、そのまま話せばただの悲しい話。若干の脚色を加え、どんどんふくらませてみましょう!
もちろん最初のうちは、笑うなんてとんでもないでしょう。それでも同じ話を何度も繰り返し、少しずつ「笑いのネタ」にしていってください。そうすれば次第に周囲にも自分にも笑顔がこぼれてきます。
それは決して「自虐行為」などではなく、大切な友情を失わないためのマナーでもあります。
3.前向きに終わる
悲しい気持ちに、いつまでも心を支配されてるわけにはいきません。少しずつ前向きな話も折り込んでいきましょう。
「転んでもただでは起きない」「こうなったからには、もっといい相手見つけるよ」などポジティブな気持ちをみせれば、周りも安心します。友達が「ま、しょうがないよね……」としか言えないようなお通夜のような終わり方はしないように心がけましょう!
4.「誰かいい人紹介してよ」とねだらない
傷ついた心を新しい恋で癒やしたい気持ちはわかりますが、まだ未練たらたらなのに、自分の大切な男友達を紹介する気にはならないはずです。何かを埋めるように誰かを求めるのは、色々な人を傷つける恐れがあります。
本当の友達であれば「そろそろ…」というベストなタイミングが来れば紹介してくれるはず!客観的にもう大丈夫と、思われるまでは恋はお休みもいいかもしれません。
五百田 達成さんからのメッセージ
このようなことに気をつけて話しているうちに、失恋話は、ひとつの鉄板ネタとして練り上がるはずです。面白おかしく話していけば、友人もふたたび耳を傾けてくれるようになります。
そのうち初対面の人にも「ほら、例の話してあげて」と紹介してくれたり。こうして試行錯誤を重ね「すべらない話」が出来上がるころには、心もすっかり落ち着いているでしょう。
(五百田達成/ハウコレ)