1.「あっ」を「あー」に変える
「急に話を振られて『あっ』って言いたくなったら『あー』って言えばいいの。『あっそうですねっ』っていうよりも、『あー。そうですねー』のほうが、落ち着いた雰囲気になるよ。」(24歳/営業)
人見知りにとって、突然意見と求められたりして会話の中心に引っ張り出されると、ドキっとしてしまいますよね。慌ててしまって「えっ・・・」とか「あっ、はいっ」みたいな返事をしてしまっていませんか?その語尾を伸ばすだけで、てんぱった印象から、落ち着いた印象に変えることができますよ。ただし!間違っても語尾を上げない、ということはお忘れなく。
2.タメ語を使う
「人見知りの人って、やけに敬語をつかうから、距離感が生まれちゃうんだよ。年下には遠慮なくタメ語で返してOK。あと、年が近い人なら、相手が使ってきたら、タメ語で返していいと思うよ。」(31歳/IT)
上品女子を目指す、というと嬢さま系を想像してしまい、敬語を使って話したくなるかもしれませんが、敬語を多用すると結果的には「お高くとまっている」「親密になりづらい」という残念な結果になりかねません。物静かな女子が、ふっとタメ語になるだけで、「あ、親近感を持ってくれたのかな」と、男性陣は喜んでくれるはずですよ。
3. 無理に目を見ない
「目を見て話した方がモテるのは当たり前。でも無理して怯えた目で見たって逆効果だから、相手の方をちらっとみて、また視線をずらして、ちょっと見て、外してってすればOK!」(27歳/看護師)
人見知りが苦手とする、面と向かって目を見て話すという行為。無理して相手を見る必要はありません。でも、ずっと相手を見ないのは「興味ありません」と言っているようなもの。人見知りを上品な恥じらいに変えるには、ちょっと見る努力をすることです。でも高速で目線を泳がせるのは挙動不審ですから、たまにパッと見るくらいのタイミングで。
4.笑顔はできるかぎりキープ
「面白いこと言わなきゃなんて自分でハードル上げずに、笑顔で話を聞いて、笑うところで笑う。無表情は怖いからね。最初はそのくらいでいいんだよ。」(27歳/営業)
基本のきではあるのですが、笑顔で話を聞けていない人もいます。面白くもないのに笑えるか、という意見はごもっとも。でも、ここで言う「笑顔」とは、別に常に口を開けて笑っていろ、というわけではなく、口角をあげていてくださいということです。
5.深くうなずく
「話してることへの反応は、しっかりしないとね。例えば深くうなずけば、分かってくれてるんだな、共感してくれてるんだなって感じがしっかり伝わるからオススメ。」(29歳/マスコミ)
「さしすせその法則」なんて言って、聞き上手のポイントとして「返事の仕方」が話題になることがありますが、そもそも「言葉を発するのが緊張する」という人にとっては、ちょっと高等テクニックすぎるわけで・・・。では、どうしたらいいのかというと、それは深くうなずくことなんだとか。これなら緊張することなくできますし、上品さがにじみ出てきそうですよね。
おわりに
モテ女たちが軽々と超えていくハードルも、人見知り女子にとっては高くそそり立つ壁のごとく超えるのが難しかったりします。だから、おなじテクを学んでも実践できず、あえなく敗北ということになりがち。ならば、人見知りをいいように使うしかありません。ぜひ、上品さを意識してみてくださいね。
(松宮詩織/ハウコレ)