一緒にカフェに行ったりカラオケしたり、けっこう仲良くしてるのに今ひとつ距離が縮まらない……男子とのそんなあいまいな関係に悩んでいるコはいないかな?
オールで遊んで楽しかったのに始発の電車で帰られちゃったりしてがっかり。いい感じの雰囲気なんだから、どうせなら思いきって恋人同士になってほしいよね。
こんなモヤモヤをかかえている女子のために、気になる彼との関係を先へと進めるテクニックを教えちゃうよ。
1.ゴミをとってあげる
彼の肩や背中にゴミがついていたとき、そのゴミをとってあげてみよう。
無言でいきなりゴミをつかみにいっちゃうと彼はビックリして身を引いてしまうかもしれないから、まずは「あ、ゴミがついてるみたいだよ」のような感じのことを前もって言っておこう。
「そんな都合よくゴミついてるわけないじゃん」って思うかもしれないけど、ゴミはついてなくてもいいんだよ。彼からは見えないんだから、ゴミはついてなくてもついてることにして、ゴミをとる動作だけしちゃえばオッケー。
この動作なら簡単にスキンシップがとれちゃうし、自分の体があなたに触れられるということを彼に意識させることができるね。
2.なにかついてない?
彼のゴミなんかもう日頃から勝手にとってあげてるっていうコは、今度は自分についてるゴミを彼にとってもらおう。
唐突に「ここについてるゴミとってくれない?」って言ったらちょっと不自然かもしれないから、「ねえ、なにかついてるみたいなんだけど……」と言って彼に見てもらおう。
彼は自分から自主的にあなたの体に触れる勇気はないけれど、あなたからこうして依頼する形にしてあげればやりやすくなるんだ。
ゴミをとるという本来の目的に付随してたまたま体に触れてしまうことになるだけだから、彼にしてみればハードルが下がるんだね。こうしてあなたに触れることに少しずつ慣れさせていこう。
3.つかまりながら靴をはく
靴なんか自分一人ではけるんだけど、あえて彼につかまりながらはいてみよう。「そんなことしたら彼に迷惑になるんじゃない?」って心配しちゃうコがいるかもしれないね。
でも意外と平気なんだよ。てというか彼にとってはむしろありがたいことなんだ。
だって、あなたにつかまられることなんて、彼にとっては別にすごい疲れるとか痛いとかじゃ全然ないよね。その程度のことであなたを手助けしてることになるんなら、彼はとてもうれしいんだよ。
しかも二人の体が触れあってるってのがポイント。彼は自分の体が直接的にあなたの役に立ってると思えるから大きな自信をつけることができるんだ。
4.酔いをアピール
20歳を越えている女子は、少しアルコールで酔っていることを彼にアピールしてみよう。たとえば普段は1杯しかお酒を飲まないコの場合、健康を害さないなら2杯飲んでみるとか。そして、自分がいつもよりも多めにお酒を飲んでいることを彼にわからせておく。
そのうえで、帰り道で彼の手をとって手をつないでみたり、それが難しければ彼の袖口をつかんだり腕をとったりしてみる。
いつもならそんなことされるとビビっちゃう男子でも、今日はあなたが酔っているせいだとわかっているから、安心して手をつながれていられるんだ。そして二人が触れあっていることが自然なことだと思うようになっていくよ。
羽林由鶴さんからのメッセージ
なかなか関係が先に進まなくても、彼があなたのことを好きじゃないってわけじゃないよ。好きでもなかなか踏み出せないっていう男子もいるからね。
だからこそあなたが今日のテクニックを活用して、彼が踏み出しやすくなるようにしてあげよう。
そして、彼にも少しずつ自信がついてきて、勇気を出してあなたに触れてきたときは、あなたもびっくりしてギョッとした顔をしたりしないように気をつけてあげようね。そんなことをされたら彼の自信は一瞬でしぼんじゃって、もう二度と触ってこないようになっちゃうかもしれないからね。
間違ってびっくりしちゃったときは、「あ~急にだからびっくりした~。どうしたの?」とかって笑いながら明るく言えばだいじょうぶ。そうすればあなたがいやがっているわけじゃないってことが彼に伝わるから、彼も自信をなくさないですむからね。
(羽林由鶴/ハウコレ)