人を好きになる恋の始まりは、自分ではどうすることもできず、気づいたら好きになっていることの方が多いものです。
でも、恋に落ちた後の進め方は、付き合い始め、キス、H、同棲というようにいくつかの段階があり、進むかどうかは自分で選ぶことできます。
そして、その段階を何も考えずに進めてしまうよりも、少し立ち止まって心してから進める方が、恋は長続きするという話を聞きました。
そこで今日は、30代女性に「恋を進める時に、立ち止まって考えて良かったこと、流されて失敗したこと」についてインタビューしてきました。
1.付き合う時
「大学生の頃、子どもの頃から一緒だった幼なじみに告白されて付き合ったことがあります。でも結局3年くらいで別れてしまいました。家族ぐるみで仲が良かったので、もし付き合うことなくそのまま友達として付き合っていたら、今でも仲良く遊んだりしていたのかなと思うと、寂しい気持ちがします。」(32歳/主婦)
元々友達だった場合や仲が良い関係だった場合、付き合い始めて男女の関係になってしまうと、別れた後に友達に戻ることが難しいようです。友達のまま居続ければ、喧嘩しても仲直りすることもできるし、一生友達で居続けることも可能かもしれません。
「付き合う」と決めたからには、別れた場合にはもう関わることすらできなくなってしまう可能性もあることを、少し考えておいた方が良さそうです。
2.Hをする時
「社会人になったばかりの頃に、会社の人と付き合ったことがあります。彼が年上だったこともあり、付き合ってすぐに迫られて、『付き合ってすぐだから不安。誰にでもすぐにそういうことしているのかな?って考えちゃう』と正直に話をしました。そうしたら、謝ってくれて『気持ちが整理できたら言って』と言ってくれました。その後Hした後も、すごく大切にしてもらえました。」(32歳/美容)
Hをすると、どうしても男女の関係は少し変わってきます。それまでは、小さなことでドキドキしていた関係だったとしても、その一線を越えるとそのドキドキは失われてしまうかもしれません。
また、「Hをしたら、男性の態度が変わった」ということもあるので、相手が身体目当てでないかを見極める必要もありそうです。
ただ、Hをすることで、男性は「これからも大事にしよう!」と思うこともあるようなので、彼と自分の気持ちが確かであれば大丈夫なようです。
3.同棲をする時
「彼と結婚前提で同棲を始めたんですが、結局別れました。同棲したらそのまま結婚まで流れるだろうと気軽に考えていたんですが、彼の気持ちが恋愛感情ではなく、家族としての感情に変わってしまい、最後にはお母さんのような扱いをされるようになり、そのまま別れることになりました。あの時、もうちょっと考えておけば良かったなと思います。」(31歳/経理)
いくら一緒に旅行に行ったり長い時間を一緒に過ごしていたとしても、別々の家で暮らしているのと、一緒に暮らすのとでは大きな差があります。
旅行であれば数日なので我慢できることでも、一緒に暮らすとなるとそれが日常になり我慢できなくなることもあります。
相手のそういった面も多々見えてくるので、同棲をする時には、それなりの覚悟が必要そうです。
不安があれば彼に相談して一緒に解決策を考えておく
「今付き合っている彼とは、2人で新しいことをする時にはいろんなことを話し合うようにしています。私しか気づいていないマイナスなこともあれば、彼しか気づいていないマイナスなこともあるので、お互いの気持ちを共有するのは大切だと思っています。」(32歳/アパレル)
二人の関係を一歩進めようとする時に、自分の中で不安があるまま進んでしまうと、後から「やっぱりやらなければ…」という思いになってしまうこともあるようです。不安なことがあるなら、彼に相談してみては?
一緒に解決策を考えてくれる男性なら、あなたのことを親身に考え大切にしてくれているということですが、何の根拠もなく「大丈夫だって!」と言ってくる男性ならば、一度考え直した方が良いかもしれません。
おわりに
恋愛を一歩進めようとする時に、それをすることで得られるメリットとデメリットを考えておくだけでうまくいく可能性が高まるようです。勢いに流されて大事なことを決めてしまわないように、気をつけたいところですね。
(栢原 陽子/ハウコレ)