サンクコストとは?
サンクコスト(埋没費用)とは、経済学用語の一つで、事業に投資した資金のうち、事業の撤退・縮小を行ったとしても回収できない費用のことをさします。
簡単に言うと「投資したけど回収できないお金のこと」ですね♪
参照:wikipedia
恋愛に応用してみる
次に恋愛におきかえて考えてみましょう。
分かりやすい例として、片思いをしている男性の話をします。
彼は、好きな女性を落とすために何度もデートに誘っていますが、相手は一向に付き合う気配をみせません。周りからみるとお金も時間も無駄になるため、次へいったほうが賢い選択と考えますが、本人は未練があってなかなか次にいけない・・・といった状況が典型的な例です。
また、サンクコストは「別れたくても別れられない、恋愛依存に陥った状態のカップル」にも深く関連しているケースが多分にあります。周りからみたら、どうやってもうまくいかない2人であるはずなのに、何度も別れては復縁を繰り返す・・
もしあなたがこんな恋愛をしているとしたら、サンクコストの呪縛に縛られている可能性が高いといえるでしょう。次のステップで、気になる具体例をみていきます。
呪縛①一緒に過ごした時間
例:「大学に入学をしたときから、もう3年も付き合っているし・・・」
確かに出会いも多く自由恋愛を謳歌できる学生時代において、3年という時間を1人のために投資してしまったことは、大きな損害といえるでしょう。
マンネリ化していて、一緒にいてもつまらない・・会いたいともそんなに思わない・・けれど、この運命の人だと思って捧げたこの3年という時間を無駄にはしたくない。
そんな呪縛があなたを襲ってはいませんか?
呪縛②相手に投資したお金
例:「デート代○万円、プレゼント代○万円・・・けっこうお金も使ったし」
このケースは多くの場合、男性側にいえる呪縛です。
確かに恋愛をするにはお金がかかりますよね。お金を投資するとその金額が高ければ高いほど、相手をつなぎとめておきたいと思うもの。もはやお金を投資しても何の喜びも覚えない相手に対して、さらに無駄な出費を繰り返す。
こんな負のスパイラルに陥っていませんか?
呪縛③相手に捧げた愛情
例:「料理もつくったし、彼のために頑張っておしゃれだってしてるのに!!私がこれだけしてるのに、なんで同じ分だけ私に尽くしてくれないの?」
恋愛下手な女性が陥るのが、このパターン。恋愛がうまくいかないために、感情的になって自分を取り乱してしまう・・・こちらも悪循環ですね。周りからみると「傲慢で見苦しい女性」としかうつりません。
あなたの女性としての価値を下げることにしかつながらない恋愛を続けるメリットは、どこにあるのでしょうか?
結論:損キリテクを身につけよ!
あなたも相手も感情をもった人間です。あなたが彼を思うのと同じように彼もあなたのことを思ってくれているとは限りません。恋愛とは、そんな不条理が常に付きまとうものなのです。
片思いをしている相手や恋人にうまく見切りをつけられない人というのは、その現実をみつめずに「いつかは彼を振り向かせることができるはず」「あともう少し尽くせば、彼も返してくれるはず・・」と無駄な期待をもってしまうことが多いといえます。
そんなあなたが身につけておくべきテクニックとは、損キリです。損キリとは、損害が生じる場合に見切り売りをすることで、主に株式やFXなど相場用語として用いられています。恋愛上手な人とは、この「損きり」が得意!そのため、恋愛の機会に恵まれ、また恋愛を上手に利用して女性としての価値をあげています。
「愛されたい。美しい女性になりたい。」
女性であれば、誰もが思うことでしょう。
そのためにあなたができることとは、「彼のために○○をする」という姿勢で相手に尽くすのではなく、「料理もおしゃれも自分のためにする」「この恋愛はいい男を捕まえるためのリサーチである」という姿勢で交際をすることがポイントとなるでしょう。
一見、ドライにみえますが、この姿勢が結果として、不毛な恋をダラダラ続け、さらなる機会損失に見舞われるリスクからあなたの身を守ることにつながるのです。