キレイな女性がはびこるキャバクラなどの夜の世界では、いかに自分の魅力を伝えるかも大事ですが、いかに自分のことを求めてくれている男性を見つけるかも大切です。今回、キャバ嬢にインタビューしたところ、彼女たちは、ビジネスの場で使われているマーケティングの手法を賢く恋愛にも取り入れているようでした。
そこで今日は、社会人経験もあるというキャバ嬢の方から、「他の女性に負けないマーケティング的恋愛必勝法」を伺って来ました。
1.相手が求めているものを数字で知る
「キャバ嬢の世界では、自分がその男性のタイプに当てはまっているかを客観的に見ます。そのためにまず知らなければいけないのが、胸の大きさや好みの体型や年齢。若い巨乳好きの男性に胸がないベテランがいくら言い寄っても、時間が無駄なだけですから。」(23歳/六本木店)
年齢や胸の大きさ、やせ型かぽっちゃり型かと言った体型、年齢など、変えられないものもあります。だからこそ、早い段階で男性のタイプを知っておくことで、初めから無理な人に挑んで時間を無駄にすることなく、自分を好んでくれそうな人を見つけるのが、恋愛で勝つ秘訣だそうです。
2.相手が求めているものを性質で知る
「話をしている中で、相手がSなのかMなのかは、絶対に見ます。Sな男性にツッコミをすると、しーんと空気が冷めちゃうことがありますが、Mな男性なら喜んでくれて盛り上がるので、相手がどんな女性に何を求めに来ているのかを知るのは、男性を虜にするために必要なことだと思います。」(25歳/銀座店)
性格や料理のうまさなどのスキルは努力次第でなんとかなるものです。でも、相手の好みがわからなければ、どんな風にアピールしていけば良いのかもわかりません。彼のタイプではない女性を演出して、無駄な努力をするよりも、早い段階で彼の好みを知って必要なスキルを身につけていくのが良さそうです。
3.自分の中で、相手の要求に答えられる部分を探す
「まず男性のタイプを見抜いて、その中で自分がその男性のどんな期待に応えられるかを考えます。例えば、話を聞いて欲しがっている感じなら、とにかく気分よく話続けてもらえるように聞き上手に徹します。他にも、気分良くして欲しいと思っているようなら、とにかく褒めて褒めて褒め殺します。」(24歳/新宿店)
好きな人が求める容姿や年齢など数字的なものを知り、性格や特技など性質を知ったら、自分の中で、彼のタイプに当てはまりそうな部分を探します。もし、彼が理想とするタイプと、自分のタイプとが全く異なるようであれば、諦めた方が良いかもしれません。
無理に彼のタイプに合わせて付き合うことができたとしても、本当のあなたを好きになってくれていない彼とは、長く続けるのが難しい可能性もあります。
4.相手が気づいていないニーズを掘り起こす
「キャバクラに来る男性は、やっぱりキレイな子と飲みたいと思っていると思うんです。でも私、この中ではとてもキレイな方には入れないから、話をして相手に気分良くなって帰ってもらえることに徹しています。そうすると、また話をしたいと言って来てくれる人も結構います。相手が表に出して伝えているタイプだけが、相手が本当に求めているタイプではないと思います。」(25歳/銀座店)
巨乳が好きという男性を好きになった時、例え自分が胸が小さくても、彼が表には出していない他の面からアプローチすることも可能です。例えば、彼が疲れ気味な時に、栄養のある手作り弁当をプレゼントするなど、料理のうまさと心配りのできる女性であることを見せれば、もしかすると「胸は小さいけど…性格すごくイイし、あの子イイかも」なんてことになるかもしれません。
おわりに
こうしてみると、美しいだけでは決して生き残れないキャバ嬢の世界。頭を使って、PRポイントを伝えたり、相手を見抜いたりする必要があるんですね。この法則を、ぜひ恋愛にも活かしてみてください。
(栢原 陽子/ハウコレ)