1.ギャル系の浴衣や着方
「たまに浴衣なのに裾が短くて、膝上のを着ている子を見ますが、あれは浴衣の魅力なし!あとは、派手な大きな花柄のケバい感じのとか、浴衣の魅力が台無しです。フリフリのレースが付いたようなのを着ている子もいますが、もうそこまでするなら普通の服でいいのでは?と疑問に思います。」(27歳/イベント)
浴衣には浴衣だからこその魅力があります。大和撫子をイメージさせるような清楚さや、しおらしさと言ったものが、求められる浴衣姿。浴衣の時に、派手な要素は不要な様です。
2.明るすぎる髪色や盛った髪型
「外国人の方が浴衣や着物を着ているのを見ると、『おー、コスプレ』と思いますが、あれと一緒で、金とか明るすぎる茶色の髪で浴衣を着ているとコスプレにしか見えないです。本物の浴衣美人には、自然の黒髪をそっとまとめている感じが一番合いますね。」(28歳/商社)
確かに、浴衣は日本の伝統衣装であり、浴衣には黒髪が似合うというイメージはまだまだ残っています。
髪色をその日だけ変えるのは大変だとは思いますが、明るい色にしていた方が浴衣姿で現れた時に自然な色に戻っていたら、そのギャップに萌えるという男性は多かったです。また髪型も、盛っているのは男性からは不評のよう。
3.ばっちりメイク
「つけまつげに、目の周りが黒いような濃いばっちりメイクの子は、見ていて残念だなーと思います。首から上と下が別物みたいに浮いて見えちゃってる子をたまに見ます。」(21歳/学生)
浴衣に似合うメイクは足し算ではなく引き算。
いつもは立体的に見せることを意識しているメイクですが、和服に似合うメイクは、ヌーディーな本来の肌や唇の色が活かされているメイクです。「ちょっと足りないかな?」というくらいが、男性からの評価は高いようです。
4.着崩れ過ぎ、はだけ過ぎ
「わざとなのか、着崩れてしまったのかはわからないけれど、見るからにはだけていて、昔の花魁みたいな子がいました。胸のところに隙間が出来ている子もいて、横から見えるとブラが見えていて魅力的どころかみっともない感じがしました。」(25歳/公務員)
歩いたり、人ごみで揉まれたりすると、どうしても着崩れてしまいます。せっかく着たのにみっともないとまで思われてしまったら、残念ですよね。そんな時のために、浴衣を着るからには少しは自分で崩れを直せる知識を身につけておいた方が良いかもしれません。
おわりに
こうして見てみると、男性が女性の浴衣姿に求めている物は、昔ながらの奥ゆかしさ、和風っぽさと言った、浴衣だからこそ意識したい”日本の美”を感じます。
いつもは派手なメイクや格好をしている方も、浴衣の時だけは古風にキメて、いつもとは違う一面を見せてみてはいかがでしょう?
(栢原 陽子/ハウコレ)