1.身体をエサにしている
「私のことを好きじゃないだろうなって思うけど、身体を求められると嬉しくてつい応えてしまいます」(秘書/28歳)
彼から都合のいい女として扱われてしまう女性は「自分の身体をエサにしている」という人が多いよう。自分の魅力に自信がないため、彼が求めてくるものにはできるだけ応えたい、そうでないと愛してもらえないと感じているからです。とはいえ自らの身体を「エサ」としておびきよせて提供するのは一時的に彼を釣っているのと同じこと。エサを食い尽くしたあとに去っていく彼を止めることはできません。欲望と愛情をはき違えないように。
2.自己都合で解釈する
「彼はSで私はM。私に対してキツいのは仕方ない」(事務/26歳)
都合のいい女として扱われがちな女性は、雑に扱われているにも関わらず「彼はドSだから私に冷たい」などと自分の都合のいいように勘違いしてしまいます。彼からの暴言やキツい言動でさえ「私のために言ってくれている……」と思い込むため、現実をきちんと見つめることができなくなります。たしかに「彼はもしかしたら自分のことを愛しているかもしれない」という妄想にひたっているほうが気持ちはラクでいられます。とはいえ、そんなふうに自己都合解釈を続けていても、彼があなたを愛してくれることはありません。
3.自己卑下が多い
「外出デートもしないし会えるのも1か月に1回。それでも私には彼しかいません」(学生22歳)
自分に自信を持てない女性は「都合のいい女」になりやすい傾向があります。「こんな私をいいと思ってくれる」「こんな私を求めてくれる」と自分のことを卑下して、選んでくれた彼を神々しく思うのが特徴。このような場合、はじめから対等ではなく上下関係ができているので、恋愛とは呼べません。自分のことをないがしろに扱うぶん、彼からもないがしろに扱われてしまいます。
4.依存心が強い
「彼が私を変えてくれたから、ダメだと思っていても離れられない」(秘書/24歳)
都合のいい女になりがちな人は、自分に自信がなく、「自分」という軸がブレているために、依存心が強くなってしまいます。「彼が私のことを変えてくれた」「彼が退屈な日常から救い出してくれる」など、自分で変えなければならない部分まで相手に依存してしまいがち。依存心の強い女性は相手から支配されることを望むため、彼を頼っているうちに都合のいい女になっていた、なんていうことも。
おわりに
都合のいい女になってしまう女性のほとんどは、「彼が愛してくれないから自信がない」のではなく「自分に自信がないから愛されない」のです。自分に自信を持った女性であれば、たとえ身体から始まった関係であろうと「私が彼のことを遊んでる!」くらいに思えるもの。被害者意識や自己嫌悪はやめて、どんな自分のことでも受け入れて自信を持つところからはじめましょう!
(小林リズム/ハウコレ)