大好きな彼に「別れよう……」彼にそう言われて胸が張り裂けそうな思いをしている人もいるのではないでしょうか?どんなに別れたくなくても「私から離れていかないで!」という気持ちが先走り、ヒステリックに泣き叫ぶのはご法度です。
1.別れるときは短時間で
「泣きわめいて復縁を迫ってくる女は無理。うざいより怖い。」(広告/32歳)
別れたくないあまりに自分の感情ばかりを相手にぶつけてしまうのはよくあること。「まだ好きなの」「どうしても別れたくないの」などと未練たらたらの想いをその場で押し付けるのはよくありません。
彼の心を取り戻したい気持ちはわかりますが、その行為はただのエゴにしかなりません。別れるときは短く簡潔にすませましょう。泥沼化してもいいことはありません。
2.感謝を伝える
「ながながと反省文のメールが送られてきて怖かった」(不動産/28歳)
いくら復縁したいとはいえ、それまでの後悔や反省ばかりを伝えても彼にとっては負担なだけです。「お願い、悪いところがあったらなおすから!」「私、あなたのために何でもするから!」と泣きながら迫るのはある意味ホラー。
彼からしてみれば怖い、重い、うざい、以外の何ものでもありません。
別れ際には自分の気持ちをぐっとこらえて「今までありがとう」「感謝しています」と伝えましょう。大人な対応を見せることで、彼があなたを見直すチャンスです。
3.相手の存在を肯定する
「別れ際に文句言われたこと。付き合ってた期間も否定された気がした。」(教員/27歳)
大好きな人と別れると、ついつい「こんなに苦しいなら出会わなきゃよかった」と思ってしまいますよね。けれど、そこであえて彼と出会えてよかったことを思い出してみましょう。
そしてその気持ちをそのまま彼に言ってあげてください。ポイントは「あなたのおかげで~○○」という言い方で伝えること。
・「あなたのおかげで~に気づいた」
・「あなたのおかげで~幸せだった」
・「あなたのおかげで~嬉しかった」
などと、相手のしてもらったことや相手の存在をプラスに伝えることが、彼にとっての喜びになります。相手にいかに「いい気分を味わってもらえるか」が復縁するためには欠かせません。
4.相手の幸せを願う
「最後に会うときに“幸せになってね”と言ってた元カノのことが忘れられない。」(アパレル/26歳)
よりを戻したい気持ちを抑えて、とりあえずは「幸せになってね」と相手の幸福を心から祈っていることを伝えましょう。「あなたより良い人を見つけて幸せになるから!」という言葉では相手の心に響きません。
大事なのは、彼の気持ちの整理がついたときに「やっぱりまた付き合いたい」「別れなきゃよかった」と思ってもらうことです。そのためには、辛い思いを抱えていても、彼の幸福を願っているように見せておきましょう。
5.一緒にいるときはなるべく笑顔で
「別れるときに、泣きながらも必死で笑顔を作ろうとしている彼女を見て、胸がしめつけられた。『俺はなんてひどいことをしたんだ』とこっちも涙があふれてしまった。」(IT/24歳)
未練があるけれど別れることになったときは、笑顔で彼を送り出してあげましょう。
もし、耐えられず泣き顔になってしまう瞬間があっても大丈夫。人は良い記憶の方が強く記憶に残るものです。彼の脳裏にはあなたの笑顔が残っているはず。辛くても、笑顔を作ってみましょう。
おわりに
別れようと言ってきた彼に、未練を残させ、なおかつ復縁を求めるのは難しいことです。追えば追ったぶんだけ逃げていきます。大切なのは相手にどうやって自分を必要な存在だと思ってもらうか。
そのためには別れ際こそ彼に良い思いをしてもらわなければなりません。自分の感情はいったん置いておいて、感謝や幸せを願う言葉を伝えるようにしてみてくださいね。
(小林リズム/ハウコレ)
(古泉千里、小南光司/モデル)