タロットカードには火・水・風・土を表す四元素が描かれています。
占った時にどの属性のカードが多く出るのかによって、その人の傾向を読み解くことができます。今回は特に恋愛に不可欠な四元素である「水」を司るカップ(聖杯)について知り、上手に取り入れて恋の成就に活かしていきましょう。
1. 要素の構成について
タロットカードは全部で78枚あり、そのうちの22枚が大アルカナと呼ばれる名前のついたカード、残りの56枚が小アルカナと呼ばれる数札や人物札になっています。56枚の小アルカナは14枚ずつ、それぞれ火と水と風と土の四元素に振り分けられ、タロットカードのひとつのデッキが構成されています。
2. 多い・少ないを読み解く
実際に占ってみると分かるのですが、恋愛がうまくいかない人は水を司るカップ(聖杯)のカードが少なかったり1枚も出なかったりすることが多くあります。
逆に恋愛依存に近い人の場合、水のカードだらけだったりもします。バランスよく全ての要素があることが大切なのですが、今回は水のカードが少ない人向けの対策を考えてみましょう。
3. タロットカードが身近にない場合
あまり占いをしない人やタロットカードをお持ちではない人は、普段の自分の生活を振り返ってみましょう。考え方や行動、判断基準がドライな人や見たものしか信じられない人、勢いはあるけれど持続性がない人は、水の要素が少なく火や風、土で動いていることが多いです。まずは自分の中の水気がどれだけあるのかを見つめ直してみましょう。
4. 水の気を増やして恋力を高める
水の気を具体的に高めるポイントは「しっとり感」。異性との会話でもサバサバと話すのではなく、いつもより近い距離で話してみたり、結論ありきのお話ではなく共感を呼ぶ感覚的なお話をしてみたり。表情もすっきりとした笑顔よりもしっとりとした妖艶さを意識してみましょう。
シンプルに水の力を高めたいのであれば、お酒の力を借りるのも一興です。ふたりきりで水の気を強く持つお酒を飲むことで、親密度が深まる可能性が高くなります。
おわりに
水の気は恋の気。タロットカードでもカップのカードには恋愛に関するシンボルが多く含まれています。カップのエースは恋の始まりを意味し、カップの10は恋の成就を表し、カップのナイトは恋を運ぶ騎士、カップのクイーンは愛情豊かな女王様。
もしもあなたが恋力の不足を感じるのであれば、異性と接する時だけではなく、生活の折に触れて「水」の気を意識してみましょう。
(桜田ケイ/ハウコレ)