先日のAKB総選挙での総投票数は268万9427票にものぼったそうです。多いと何百、何千と票を入れた方もいるようですが、個人的にはその分のCDの行方が気になります。投票券が目的でCDを捨ててしまうくらいなら、もはや券だけ売る…いや、せめてダウンロードのかたちをとるのはどうだろうなんて夢がない考えでしょうか。さて、オタクにしてもあまりにつかりすぎると非難されたりしますが、最近女子たちの間でゆるーく趣味を楽しむ「ちょいオタ男子」がじわじわ人気だそうです。そこで今回は「ゆるくアイドルにハマっている彼氏がいるよ!」という女子にインタビューし、その魅力をさぐりました。
1.守ってあげたくなる!
「今の彼氏っていうか歴代の彼氏はみんなちょいオタだったけど、みんなマジメでチャラチャラしてないところが好き。基本的に無口で、交友関係も狭いし、私がお世話してあげなきゃな~って母性本能が働くの」(27歳/フリーター)
恋愛するなら変なチャラ男より、誠実なちょいオタ男子がいいのかもしれませんね。彼の一般ウケしない趣味を受け入れたら、絆が生まれてお互いを必要不可欠と思うのでしょう。
2.ほかの女に興味はない!
「私の彼はHKTの宮脇咲良ちゃんが好きなんですが。アイドルとして写真を集めたり曲を聞いたりしてるだけだから、別にいいかなって。三次元だと私にしか興味がないみたいなので浮気の心配はないです」(21歳/学生)
アイドルはあくまで二次元の存在だとわり切ることが出来たら、ちょいオタ男子との交際はうまく行きそうです。三次元総選挙はあなたがぶっちぎりの1位・センターですから。
3.元気の源に!
「仕事中、プログラマーとしてずっとパソコンとにらめっこしてる彼氏。かなりげっそりすることが多かったんだけどアイドルにハマりだしてから元気に(笑)アイドルの話をしている彼はイキイキしてて可愛いなあと思います」(24歳/保母)
普段大変な仕事をしている彼が息抜きできるならアイドル趣味も悪くないですね。自分もだんだんと染まっていけば、ほどよく二人で楽しめるかもしれません。
4.ちょいオタは原石である!
「がっつりオタクじゃなくてちょいオタくらいの男の子って磨けば光るところがありますよ。男子高出身の彼氏は女子と話すのが苦手でアイドルを追っかけるようになったらしいけど、似合う服とか髪型を二人で追求したら思った以上にイケメンになって逆に困るくらい」(28歳/教員)
これは嬉しい誤算です。見た目に無頓着なちょいオタ男子をキャッキャ言いながら改造していくデートはとても楽しそう。むしろそっちにハマってくれたら、彼のアイドルに対する熱は徐々に冷めていったり?
おわりに
いかがでしょうか。アイドルブームによって脚光を浴び始めたオタク文化。もはや「オタク=キモイ」とは一概に言えない時代になってきました。まずはちょいオタ男子に狙いをさだめ、彼らの導きによって自分の知らない世界に触れてみれば「あ、オタクって意外といいかも」なんて思うかもしれません。
(倉持あお/ハウコレ)