明日のための反省をしよう
数か月も数年間も付き合って、残るものが悲しみや憎しみだけでは勿体ないです。
辛いとは思いますが、あえてこの恋を思い返して反省をしましょう。
もちろん、彼の良さを再確認して想いを募らせるためではありません。彼を忘れて、今後のあなたの人生に活かすための反省なのです。この点は忘れないように注意しましょう。
反省の手順は、【質問→考える→解釈する】です。
自分に対して質問をし、考え、今後に活かせる解釈をしてください。
以下の質問と解釈の例を参考に、自分の心に問いかけてみてください。
質問① 自分は彼のどこが好きだったのか?
彼のことを思い出してください。
あなたは彼のどこに惹かれて付き合いましたか?
付き合っていくうちに見えてきた良さはありましたか?
解釈
彼の好きだったところを思い返すことで、自分が好きになる人の傾向を把握することができます。
好きになる人の傾向が分かれば、今後の恋のお相手も自然と見えてくるはずです。
質問② 彼は自分のどこが好きだったのか?
彼はあなたのどこが好きだったのだと思いますか?
彼があなたのよさを指摘してくれたことはありませんでしたか?記憶を思い起こしてください。
優しい所、周りをよく見ている所、間違ったことを嫌うまっすぐな所…きっとたくさんあったはずです。
解釈
自分の長所はなかなか自分ではわからないものです。指摘してくれる人もほとんどいません。
彼が見た自分を認識することで、ひとりでは気づくことができなかった自分の長所を知ることができます。
長所を知ることは、今後の自分の自信につながります。
質問③ 彼の許せなかった所は?
彼のここだけは許せないという所、別れを決めた理由はありましたか?
解釈
自分の譲れないポイントが分かります。
「時間にルーズだった」「約束を破った」など、大好きだった彼でさえ許さなかったことは、あなたがどんな人に対しても許すことができないこと。
今後の恋愛において、避けるべき人の傾向を知ることができます。
質問④ 彼はなぜあなたに別れを告げたのか?
彼はなぜあなたに別れを告げたのだと思いますか?
あなたのどこが好きになれなかったのだと思いますか?
他に好きな人ができたなどの間接的な理由で別れた人も考えてみてください。
解釈
彼が好きになれなかったポイントはあなたの短所、あるいは絶対的な個性です。
これも自分では気づくことができず、指摘してくれる人もほとんどいません。
自分の今までの言動を振り返って、反省したのであれば改めましょう。
しかし、それが自分にとって大切な個性であるならば今後も意識して磨き続けてください。
その個性がいつかあなたの武器になるはずです。
さいごに
今回ご紹介した質問と解釈はほんの一例です。
真剣に考えることができるこの失恋という機会を活かして、たくさん自分に問いかけてみてください。
そして自分なりの答えを出してください。
今日の失恋は、あなたの明日の美しさにつながっているのですから。