1.順番通りに観る必要なし! 好きなものから攻めていこう
作品の並んでいる順に観賞するひとは多いですが、そんなのはナンセンス。
美術館では「並んでいる順番に観なければいけない」というルールは特にありません。
なので、
「会場をさーっと回る」
→「気になった作品のまえで立ち止まる」
→「しばし静かに観賞」
というスタイルがだんぜんカッコいい!
「あの人、よく来るのかな?」なんて思われるクールな鑑賞法です。
2.彫刻や骨董は四方八方から観るべし!
絵画は正面からみるのが当然。
でも、彫刻などの立体作品は、ぜひ360°いろんな方向から観賞してみましょう。
正面から観てしまうひとが多い中、さまざまな角度からじっくり観賞していると「通」っぽいですよ。
3.絵画は「遠く」から観賞すべし!
絵画の場合、絵筆のタッチを見極めようとつい近くに寄ってしまいがちですが、それは素人スタイル!
じつは遠くから観るほうが構図をより把握できるのです。
ベストなのは「はじめは近くでじっくりと観賞し、次にすこし離れて全体を観賞する」という方法。
こうすると、ふたつの距離から吟味できるのでより立体的に絵画を観賞することができます。
遠近を利用してじっくり観賞している姿は、まさに「通」そのもの。
4.上級編 絵画をもっとかっこよく観る方法
美術展などに行くと、たまに、
「絵画のまえで片手をかざし、片目をつぶっている」ひとがいます。
これは絵画の上半分や横半分を手で隠し、自分でアングルを変えて観ているひとたちなのです。
こうすることによって、
「なぜこの位置にこの樹があるんだろう?」
とか、
「背景をこれだけ広くとったのはなぜなんだろう?」
などと、絵画をより深く読み取ることができるのですが、まずはただ「通」ぶりたいところ!
絵画の意味は経験値を積んだあとに覚えるとして、とにかく絵画のまえで片手をかざしてみましょう!絵画通と思われること請け合いですよ。
さいごに
いかがでしたか?
以上のテクを使って「通」ぶりつつ、芸術をもっとたのしく観賞してみましょう。