1.とにかく長い
「内容や、こっちが忙しいかどうかにもよるけど、あんまり長いメールだと返信が面倒になるってのはある。相手が好きな子なら、メールもらえること自体が嬉しいから気にならないけど」(29歳/広告会社勤務)
社会人は皆それなりに忙しいもの。好きな人のメールならいいけど、そうじゃない相手からの長文メールを面倒に感じることがあるのは、女性にも理解できるのではないでしょうか。しかも、男性は女性ほどメールでのコミュニケーションを楽しむ能力に長けていないため、苦痛度は女性以上に高いのです。もちろん中には長文メールのやりとりが大好きな男性もいますが、最初はほどほどの長さにとどめるのが無難です。
2.「届いてますか?」と確認メールを送る
「メール送ったんですが届いてますか?というメールが届くと、心底イラッとする。届いてないわけないだろう!と」(32歳/石油会社)
メールの返事が来ないので不安になって送ったメールが、こんな風に思われるの…!?とショックを受けている女性もいるかもしれません。イラッとする理由について、上の男性はこう語っています。「何か理由があって返事が来ないんだろう、と考えない想像力のなさが嫌。あと、自分の気持ちをぶつけることしか考えていない余裕のなさと気持ちの重たさが嫌」。…彼は、自分から追うのは好きだけど、追われるのは嫌いなハンター気質の強い男性。なので、ここまで厳しい意見になるのかもしれません。ただ、どんな男性が相手であれ、「返事が遅くても深く考えずに放っておく」くらいのスタンスでいた方が成就率が高くなるのは確かです。なぜなら、彼の気持ちが盛り上がっていない段階で不安をぶつけても、それは彼にとって重荷にしかならないから。まずは彼と楽しいやりとりをすることに徹しましょう!
3.返信のペースが早すぎる
「返事が遅すぎるのも嫌だけど、早すぎるのも疲れる」(35歳/メーカー)
好きな男性からのメールには速攻で返信するという女性、多いと思います。でも、相手も同じペースで返信してくるならいいのですが、そうでない場合、「わっ!もう来た」と相手にプレッシャーを与えてしまうことも。
男性と細く長くメールを続けるのが得意な女性(34歳/公務員)はこう言っています。
「自分がメールを送って3日後に返信がきたら自分も3日後に返信する。一週間来なかったら自分も一週間返信しない」。
わざわざ合わせなくても…と思う人もいるでしょうが、これは金言です。返信のペースが似ていると、相手は「なんか合ってるな」と感じます。それが「うまくいくかも」という気持に繋がります。実際、カップルになる男女は、メールのペースも合っていた、と語ることが多いのです。
4.何がしたいのか分からない
「合コンで知り合った女性が、その後ちょくちょくメールを送ってくるんだけど、どう反応すればいいのか分からない内容ばかりで、正直面倒。何かに誘ってくるわけでもないし」(31歳/テレビ局)
以前の記事で、男性が好きな女性に送りがちな「俺様通信」について語りましたが、これは、その女性版。出来事よりも自分の内面を語りたがるのが女性版の特徴です。そこには、親しくなりたい、デートに誘ってほしいという気持ちが込められているわけですが、タイプではない女性にそうされたところで、男性にとってはイライラさせられるだけ。そもそも女性の方が先に好きになっている時点で、その男性は相当モテる男性であり、モテる男性は大抵忙しいので、要点がハッキリした簡潔なメールを出した方がいいのです。いっそ「あなたの彼女になりたいです!」くらいの直球メールを送る方が、面白がってもらえるかもしれません。ただし、YES以外の返事だった場合は潔く身を引かないと都合のいい女にされる可能性大なので、そこだけは注意が必要です。
おわりに
男性は恋をするとキモくなり、女性は恋をすると重くなる。両想いになりたいなら、男性は「この人キモい!」と思われないようなメールを、女性は「うわ、重っ」と思われないようなメールを心がけることがポイントだとワタシは思っています。
加えて女性は、男性に「面倒」と思わせないメールを送ることが大切。男性にとって好きな女性とのメールは楽しいものですが、それ以外のメールは義務や作業でしかないのです。
一方、女性は自分の内面を大切な相手と共有したい欲求が強く、メールでもそれを実行しがち。でも、出会いの初期段階では、そこをグッとこらえてみてください。自分の気持ちをくまなく伝えることよりも、まずは相手に苦痛を感じさせないこと・相手を楽しませることに重きを置くと、良い結果に繋がりやすいと思いますよ。
(ヨダエリ/ハウコレ)