1.発信履歴のTOP5はいつもおかん
「仲のいいお客さん(29歳くらい)は、スマホの画面を私に見せながらしゃべることがあります。電話帳を見せてくるときとか、有名人の知り合いがいて、その人と今日は電話でしゃべったというような会話のときです。そのとき、決まって『お母さん』からの発信履歴がトップのほうにあります。3日に1回くらいお店に来るお客さんなので、お母さんと電話でしゃべっている頻度は高いと思います」
母親の具合が悪くて……とか、母親を毎日病院まで送り迎えしている……というような事情でもない限り、みずから発信した電話で母親とよくしゃべるというのは、マザコンの確率が高いですよね。
2.仲良くなった女子に対して甘えてくる
「仲良くなった女子に対して甘えてくる男性も、マザコンである確率が高いものです。こういう男子のなかには、酔うと赤ちゃん言葉になる人もいます」
赤ちゃんとまではいかなくとも、付き合いが深くなると、彼女に靴下を履かせてもらう……というようなことをやっている男性もいるそうです。大物芸能人でもいると聞きます。
3.「おかん的なもの」に過剰に反応する
「マザコン男子はマザコンであることを最初は隠そうとします。だからシャンプーはお母さんが使っているものを家族みんなで使うというのがプライド的に許せないみたいで、メンズのシャンプーにこだわっています」
これは微笑ましいですよね。子供の頃、男の子は男の子らしい水筒と男の子らしい弁当箱でないと嫌がっていましたよね。マザコンでない男子は、キティちゃんの水筒を持とうが、シャンプーはおかんと一緒であろうが、あまり気にしないと言えます。
4.男らしさとは「オラオラ系」のことだと思っている
「さっきのと似ていますが、マザコン男子は、口説いてくるときは決まってオラオラ系の口調になります。マザコンであることを必死で隠しているのだろうと思います」
マザコン男子はマザコンであることを隠すために、オラオラ系の口調になる。お金がない男子は、お金がないことを隠すために、キャッシングして飲みに来る。「隠す」というところに、男の恋愛に関する苦労があります。
5.いつも「決められない」
「オラオラ系の口調でしゃべっている男子でも、ボーイさんが『延長しますか?』と聞きに来ると『**ちゃんの好きなようにしていいよ』と言います。私が一歩引いて『**さんのお金、大事に使いたいから、今日は延長しなくてもいいけど、どうしたいの?』と聞くと、そこから5分くらい考えています」
マザコン男子は、ここぞというときに優柔不断。この法則はかなり真実に近いと思います。しかし優柔不断であるのと、思慮深いのとは、一見して似ているので判断に注意が必要です。
おわりに
いかがでしたか?
男はみんなマザコンで、女子はみんなファザコンであると言われます。マザコンでもけっこう。ファザコンでもけっこう。こう思うときもありますが、ようは「程度問題」であり、デートの途中に彼女を放り出してママに会いにいくような男は願い下げだということですよね。ママを大事にしつつも彼女のことも大事にする。こういう男の苦労を知りつつ恋を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(ひとみしょう/ハウコレ)