どうもあかりです。
■手に入れてみて、どうかな
「『彼氏彼女』というステータスになってみたときの自分の気持ちを客観的に観察してみたいなっていう気持ちはある。これって女子でもあるんじゃない?」(飲食/24才)
「自分は、この人を手に入れてみたかっただけなんだ」という気持ちと、「自分は、この人を手に入れてみて、そこからさらにやってみたいことがたくさんあったんだ」という気持ち。
この2つの気持ちは大きく違うけど、お付き合いする前にはなかなか気がつくことができなかったりもします。だって、どちらも「付き合うこと」が(ひとまずの)目標ではありますからね。「付き合う」という第一チェックポイントに到着してみて、そこではじめて「あ、これはチェックポイントじゃなくて私にとって、ゴールだったんだ」なのか「あ、これは次のチェックポイントが向こうにあるんだな」なのかがわかる。
その意味で、「付き合ってみないとわかんないじゃん」というのは割と素直な表現かもしれません。
■日常に流し込んでみて、どうかな
「気持ち的な話だけじゃなくて、現実的なレベルでもあるよ。いくら好きでも日常生活の歯車が噛み合わない相手っているからね。俺とかは仕事が忙しくて、『毎日たっぷり構ってあげるよ』っていうのは無理なんだわ。だからそういう俺とでもうまくやっていけるかっていうのは、付き合ってみないとわかんないよね。実際」(金融/26才)
恋人の存在を、日常に流し込んでみる。
お付き合いをすることって、間違いなく、「自分が好きな異性を日常に放り込むこと」と同じことです。日常なんです。お付き合いせずに、週末とかにたまにちょろちょろとデートをするような「非日常な関係」とは似て非なるもの。
ただでさえ忙しい私生活や仕事で詰まった日常に、「恋人」という要素を流し込んでみて、うまくいくか。具体的には、連絡の頻度がお互いに心地いいか、デートのペースはちょうどいいか、といった日常生活との噛み合わせを確認したい。そういう気持ちもある。
■してみて、どうかな
「あの、やっぱり『エッチしてみないと』っていうのはあるかな(笑)。でも誤解しないでほしいんだけど、それは単純に『体の相性を知りたいから』っていう理由じゃない。一回してみると、『ただしたかっただけの相手』なのかどうかがわかる」(ウェブ系/25才)
交際前の男子の「好き」には2種類あるそうですよ。彼らに言わせれば。
「『したい』から『好き』(と錯覚している)」
「『好き』だから『したい』」
の2つだそうです。
ただやっかいなことに、このうち自分が抱えている「好き」の気持ちがどちらなのかということは、エッチをして、賢者タイムに突入することで「したい」の気持ちを一度払いのけてみて、はじめてわかるもの。
そういう意味で、真面目に「エッチしてみないとわかんないよね」と思っている。
本当に「真面目に」って言ってもいいか迷う気持ちがないでもないけど、少なくとも、「体の相性が~」みたいなことを言ってるよりは、マシかな。
■おわりに
あまりテクニック的なものをご紹介することはできませんでしたが、私たちが恋をしていくうえで、こういう男子のキモチを知ることは間違いなく大切だと思いますので、そういった意味で、「付き合う直前、直後の男子の本音」という切り口でご紹介させていただきました。いつか忘れた頃に役立つ日がくると思いますが、今は「ふーん」と読んでくだされば幸いです。(遣水あかり/ライター)