一人暮らしの彼と付き合っていると、お家デートが定番になりがちですよね。でも、男性からは「彼女を家に泊めているうちに冷めてしまった」という声もちらほら…。慣れていくうちに気が緩んでだらしない面を見せてしまうと、それがチリツモで別れに近づいていくことも大いにあるのかもしれません。
プライバシーにはあまり踏み込まないで欲しい
「Amazonで頼んだ荷物が来て、僕のほうが出勤時間が早いので彼女が荷物を受け取ってくれたのですが、『明日資源ごみの日だから出しておいたよ』と勝手に箱をあけて取り出した中身が机に置いてあったんです。さすがに引きました」(26歳/携帯会社勤務)
「公共料金の払い忘れのハガキが届いたのを見られて『私が払っておこうか?』と言われたのですが、親じゃないんだからそこまで踏み込まないで欲しいと思ってしまいました」(23歳/不動産関係会社勤務)
親切心でやったつもりも、彼からしてみると「踏み込みすぎ」と感じてしまう場合もあるようです。同棲しているならまだしも、家に遊びに行くだけのお付き合いなら、郵便物や荷物は頼まれない限り触れないほうが無難ですね。
トイレの使い方が気になる
「彼女が使った後はいつも便座が下がってるんですよね。男が使うときは便座を上げる必要があるので、いちいち便座を手でおろすために触らないといけないのがイヤなんです。下げて使ったらあげておいて欲しいと何度行ってもやってくれないので最近地味にストレスで……」(31歳/アクセサリー販売会社勤務)
この逆で「便座が上げてあるのがイラッとする。間違えて座ってしまった」など女性からの不満も多く聞く、トイレの便座問題。
そもそもは下がった状態がスタンダードですし、最近は座って使えば汚れにくいという意見が主流になってきているので、この男性の意見が世間一般で必ずしも正しいか、といえば微妙なところですが、彼の家である以上、家主の気分を害する使い方をするのは良くないですよね。
とにかく、合わないんです!
「女性の長い髪って落ちてると気になるんですよね。毎日掃除機かけても落ちてるので困ってます。彼女は全然気にしていないので言えないのですが……」(27歳/人材派遣会社勤務)
「会社に近いからといって週の半分以上入り浸っている彼女。荷物も増えて部屋も狭くなったし、電気もつけっぱなしでだらしないし……。お風呂も1時間くらい湯船に入っているので付き合うようになってから光熱費がもろもろ含めて8000円くらい高くなってしまいました」(飲食関係/24歳)
髪の毛の問題というより、そもそもの清潔感が合わないと、こういったストレスに繋がりがち。他人の髪の毛は確かにあまり気持ち良いものではないですよね。自宅以上に気をつけて綺麗にするくらいがちょうどいいのかもしれません。
また、節約家の彼にとっては光熱費などが増えるのも気になってしまうかも。
ふつうに使っているだけでも2人分となれば金額は上がるので、その分の光熱費を払うことを申し出ても良いでしょう。
「彼の家」であることを忘れずに
逆の立場で考えたら、自分の家で彼に好き放題され毎日のように居座られたらイライラしてしまうことも増えるかもしれません。なるべく初心を忘れずに、馴れた間柄であっても、ここは彼のスペース、ということを意識したほうが、お互いがストレスなく、一緒に楽しい時間を過ごせるはずですよ。(上岡史奈/ライター)