どうもあかりです。
■彼と「会えない日」を大切に
「会う日」よりも「会えない日」を大切にすることはとてもいいことです。
「会う日」、つまりデートのときに彼を思いやるのはまあ普通ですが、「会っていない日」に彼を思いやるというのは、一段レベルが上の気持ちを伝えることができる愛情表現です。
例えば、いつもなら毎週土曜日には会う約束をしてるけど、その日はちょうど友達と会う約束があって会えなかった。そういうときにこそ、「おみやげ買ってきたよ」とか、「今日夜帰ったら電話しない?」とか歩み寄ってあげる。
「会えない日」は、離れてる日。1歩を歩み寄ることがとても大切な日ということです。
■異性絡みは、とにかく1歩を強く意識
異性と約束をして会うことや、異性がいる飲み会に出ることは、カップルにとってそれなりに大きなピンチになりえます。逆に、「1歩」を歩み寄るチャンスですね。
けど、だからといって「会うのをやめるね」「飲み会いかないわ」というのは、歩み寄りすぎ。無理しすぎ。そういうのはなかなか続きません。
「1歩」でいいんです。だから例えば、「ごめん、行ってくるねー」と完全に自分勝手に行動するのが「0歩」だとして、「行くけど、必ず家帰ったら私から電話する」「なんかあったら連絡して! ちゃんとスマホ見ておくから」的なのが「1歩」。
私でも無理なくできる範囲で、ちゃんとイイ彼女でいてあげる。これが「1歩」の神髄です。
■イライラは1歩踏みとどまって
イライラの対処法って、人間関係一般においてとても大切なものですが、カップルでは、とくに重要なカギになります。
そこで(地味な方法ですが)「恋人に対するイライラを感じたときには、5秒だけ我慢する」みたいな方法を実践しているカップルは、ベテランカップルになればなるほど多いと思います。
「時間を稼いで、その間にイライラをオブラートに包む」とでもいうんでしょうか。
言うまでもなく、「恋人にイライラをぶつけられる」というのはとてもしんどい体験です。
本当に傷つくし、ひどい場合、交際期間中ずっと引きずってしまうトラウマのようなものになってしまうことだってあります。だから、「イラっ」としたとき、「待て待て、この一言が、二人の関係に一生の傷跡を残すかも」と想像する。そうやって気を逸らしているうちに、触れたらヤケドな100℃の怒りは、きっと触れてもまだ大丈夫な40℃くらいにクールダウンしているはず。
■さみしさは、きちんと伝える努力
イライラは1歩踏みとどまることが大切ですが、「さみしさ」は反対に、「相手のために」伝える意識が必要かもしれません。
さみしさを伝え損ねた場合のデメリットって、実は自分よりも相手に対してのほうが大きいものです。
「さみしいと感じてるって知らなかったから、知らぬ間に傷つけてしまった」
これって、「恋人を幸せにする。泣かせない」という彼氏としての当然の役目を果たす機会を奪われてしまったということです。
彼女として、「さみしいよ」と(おそらく鈍感な彼に)伝えてあげて、「今すぐ会いに行くよ」とか、そこまで難しくても、「じゃあ今日夜少し電話しようか」みたいに、彼が彼なりの方法で彼女を大切にするチャンスを与えてあげる大切な役割です。
「まあ、これくらいのさみしさなんて私が我慢すればいいし」じゃなくて、「1歩」彼を思いやって、彼のために、ふたりのために伝えてあげてほしいんです。
■おわりに
なんか、岡田武史さんが恋愛記事に登場したのって、おそらく史上初だと思うんです(お前が登場させたんだろ)。
そんなことはどうでもいいですが、「岡田武史監督の『あと1歩』論」ってすごく印象的だと思うんで、みなさんも忘れないでおいて、彼との関係で「嫌な予感かも」と感じたときに、あと1歩彼の方向に足を踏み出してあげてくださいね。
そうすればきっとみんなも、世界と戦えます(どゆこと)。(遣水あかり/ライタ-)