付き合ってるのになかなか連絡をくれない彼。連絡を取りたくないってことは大して私のこと好きじゃないってこと?大切じゃないってこと?と気持ちを疑いたくなっちゃいますよね…。でもでも、愛の大きさと連絡頻度は必ずしも比例するとは限らないんです。
・目の前のことだけに集中してしまう
「彼女のことはもちろん大切だよ。でも、目の前のことにいっぱいいっぱいになってるときに連絡きても返信する余裕ないんだよね。『後で返そうかな…』とは思うけど、時間が経ちすぎると、遅いってガミガミ怒られそうだから結局放置しちゃうってことが多いかも」(26歳/広告)
女性は一度に2つ以上のことを考えられるのに対して男性は一度に一つのことにしか集中できない、それは男女の脳の構造の違いによるものです。
だから、目の前のことに集中しているときに彼女への連絡ができないというのは当然。そこを理解せず、「仕事中だって、連絡の一本くらい入れらるでしょ」と責めるのはナンセンス。「空いているときでいいよ」と一言入れてあげれば、時間に余裕ができたときにしようと連絡に対して前向きになってくれるはず。
返信率アップが望めるのではないでしょうか。
・LINEを打つのが面倒
「ただただLINEを打つのが面倒くさい。そんなにサクサク文章書けない(笑)スタンプとか絵文字の意味もあんまりわからないし、うまい返しができない。だらだら話すのは割と好きなんだけどね」(32歳/銀行)
LINEが面倒…そんな男性は結構多いよう。文章を考えるのが面倒で「了解」とか「そうだね」とかの一言返信になったり、スルーしてしまったりするのです。でも、そんな彼らも彼女とコミュニケーションをとりたくないというわけではありません。電話や会って話すなら、大した話じゃなくても楽しくて大歓迎という人がほとんど。そういう彼にはちょっとのことでも電話をしたり、隙間時間にお茶する回数を増やしたりというコミュニケーションの方がいいのかもしれません。
・連絡は用事があるときにするものだと思っている
「連絡は用事があるときにするものでしょ?用もないのに何を連絡していいか分からないもん。他愛もないことなら会ったときに話せばいいし、いまいち連絡する理由がわからないんだよね」(27歳/メーカー)
用事があるから連絡するという思考、無駄を嫌う合理主義者に多いパターンです。
このタイプの男性はそもそも「連絡自体がうれしいこと」ということをあまり分かっていないので、まずは「用がなくても連絡がくればうれしい」ということを伝えてみることが必要です。
離れていても気にかけてくれることに愛を感じるということが伝われば彼も連絡をくれるようになるでしょう。
・返信が早い、長いのが負担
「空いた時間とか自分のしたい時にLINEするのはいいよ。でも、送ったらすぐ長文で返ってくるとかはきつい。同じペースと量を強要されてる気分になるから返せば返すほど追い込まれる…。結果、あまり返さないでスルーするようになるって感じ」(28歳/損保)
返しても返してもすぐに返信がくる…。この無限ループに耐えられなくなってしまうのです。
頑張って返信することが苦痛にならないように、連絡のペースを落としたり、「返信はいつでもいいよ」の一言を添えてあげてはいかがでしょうか。無理しなくていいとなれば、彼も負担に感じてスルーしたり、見て見ぬふりをすることはなくなるでしょう。
・読むだけで満足してしまう
「自己完結してるLINEには返信してないかも。日記みたいだったり、相談っぽい内容でも『聞いてくれてありがとう』みたいに結んであったら、特にこっちの感想は求められてないのかなって。完結してるのに突っ込んだり、質問したりするのも悪い気がするし、そのままスタンプだけ送ったりして終わらせちゃう」(24歳/不動産)
自己完結文を送っている女子、結構多いのでは?どんなに長く書いたり、たくさんの内容を盛り込んでも完結してしまっていたら彼は答えようがありません。意見がほしかったり、返信がほしいのなら、「?」をつけたり、アドバイスを求める言葉をきちんと伝えましょう。
おわりに
連絡無精の彼らは自分たちが連絡に固執していないので、相手が連絡を欲しがっていること、ないと寂しいということを理解していない人が多いよう。まずは連絡がないと寂しいという気持ちを伝えると良いでしょう。
そのうえで、彼の負担にならないペースや量、どういったものにどういう反応がほしいのかなどを話して、お互いに楽しいと思えるやり取りを見つけていけるといいですね。(城山ちょこ/ライター)