外見、収入、考え方など、人それぞれ交際相手に求めるものは少なからずあるもの。それが多すぎたり、項目ごとのハードルが高すぎる場合、「理想が高い」とされてしまいます。
1.「譲れないこと」を一度全部書き出してみる
まずは、自分の中で譲れないと思っていることを書き出してみましょう。ポイントは、とにかく思いついたものをどんどん書き出していくこと。身長、収入などの王道なものだけでなく、「シャワー出た後に換気扇をまわすこと」とか、「流しに食器を置くとき水に浸けておけること」とか、めちゃくちゃ細かいことまで書き出してみてください。
わざわざ書き出すのは面倒…と思うかもしれませんが、いざ書き出してみると意外なポイントが挙がってきたりもしますので、実際に文字に起こしてみるのがオススメです。
ちなみに、筆者は書き出してみて初めて「食事中に咀嚼音を立てないこと」が譲れないと気づきました。参考までに、周囲の人へ同じ質問をしてみてもいいかもしれませんね。
2.「譲れないこと」の優先順位をつける
次に、書き出した「譲れないこと」の中で順位をつけていきます。おそらく、上位3か5位くらいまでは、絶対に満たしていけないとダメな部分になるでしょう。
順位付けはしても、何位以下は切り捨て…ということはしなくてOK。あくまで大切なのは自分の中で「譲れないこと」の内容と優先度を明確にすることです。切り捨てをしなさすぎてお相手が見つからない、となってから、下から切り落としていけばOK。お相手候補の母数も増えていくはずですよ。
デートをするまで、または付き合ってみるまでは分からないこと(エッチとか)もあるはずですから、「お付き合いする前までにわかること」を中心に見ていきましょう。
3.付き合ってみて初めて分かることもある
いくら自分の中の「譲れないこと」を書き出して、それに基づいたお相手探しをし、見事交際に漕ぎつけたとしても、付き合ってみて初めて「これは盲点だった…」というところに気づくこともあります。
逆に、付き合ってみて「付き合ってみたらこれはどうでもよくなる」という発見がある場合も。
どちらにしても、「ある程度一緒にいないとわからない」なんてことがあるのは仕方がないこと。そのため、1の段階で「今までの元カレとは何で別れたんだっけな…」と原因を振り返ってみると、思わぬ発見があるかもしれませんよ。
・おわりに
充実した恋愛を楽しみたいからこそ、理想が高くなってしまったこと。あるいは、「誰かから愛されたい」という一心で、理想なしに突っ走ってしまった経験がある人もいるでしょう。
大切なのは、「こんな人と付き合いたい♡」という理想をではなく、「こんな人と付き合ったらうまくいく、充実感を得られる」という理想の人物像を見つけ出すこと。そして、その結果を踏まえた上で「この人が好きだ」と感じる自分の気持ちを大切にすることです。
みなさんがベストパートナーと結ばれ、幸せになれますように。(桃花/ライター)