「結婚が当たり前な時代」から「結婚が当たり前ではない時代」に変化している中でも、結婚願望を抱き続けている女性は多いかと思います。
・まずはキチンと話し合う
突然ではありますが、みなさんは彼と結婚について話したことがあるでしょうか?
「結婚したい彼女」と「結婚する気のない彼氏」の間で実はよくあるのが、彼女が彼に「(いずれは)結婚したい」と伝えていないというケース。「私の気持ちは何となく伝わってるはず」「この年齢で付き合ってるんだし、結婚も視野に入れているはず」と思っていても、実は彼に意思が伝わっていない、彼自身はそう思っていない、ということが多いのです。
また、「結婚する気がない」というのをハッキリと彼の口から聞いたわけではないのなら、まずはふたりで話し合って彼の気持ちを確認するのが最優先。話をしてみたら、「実は彼も結婚を考えてくれていた!」なんてパターンがあるかもしれないですからね。
・結婚したくない理由を知る
お互いの意思を確認した上でふたりの今後を考えるためには、「彼が結婚したくない理由」を知る必要があります。
結婚したくない理由は、「結婚そのものに魅力を感じていない」または「あなたとの結婚は考えられない」という2パターンが考えられます。
前者は、「自分の財産や時間を他人と共有する気がない」といったようなケース。対して後者は、例えば彼が「結婚後は妻に専業主婦になってもらって家庭を任せたい」と考えているものの、あなたの家事炊事能力が著しく低い、またはあなたの仕事を優先する性格が原因で結婚したいと思えない、というようなケースが考えられるでしょう。
・結婚したい理由を考えてみる
彼の考えを知った上で、あなた自身はどうしたらいいのか。彼への説得や自身の改善の試みる前に、「自分はなぜ結婚したいのか?」を考えてみましょう。
自分自身であらためて結婚したい理由を考えてみると、実はそれが結婚しなくても満たすことができる内容だったりもします。
例えば、「彼とずっと一緒にいたい」というのが理由なら、無理やり彼と婚姻を結ばなくても、交際が続く限り彼と一緒にいることはできますよね。「恋人だと別れが容易」とは言っても、日本に離婚という制度がある以上、結婚してもしなくても大して変わらないわけです。
結婚したい理由に良し悪しはありません。ですので、考えてみた結果「やっぱり結婚したい!」と思えるなら、次のステップに進みましょう。
・彼じゃなきゃいけない理由はあるか?を考える
彼の意思確認、自身の意思確認を行うと、もうそろそろ彼への説得や自身の改善に取り組んでみてもいい気がしてくるのですが、もうひとつ大切なアクションがあります。
それは、「結婚の相手が彼でなければいけない理由あるかどうか?」です。
「好きなんだから彼以外ありえないでしょ!」と思う人も当然いるでしょう。しかし、結婚に焦り、実は相手に納得できていない部分がある場合、ここを考えずに結婚に急いてしまい結婚後に後悔する人も少なくありません。
世の中には結婚したくてもできない男性がわんさかいるのです。にも関わらず、結婚に消極的な彼と結婚したいのは何故なのか?彼でなければいけない理由は何なのか?を自分の中で明らかにしてみてくださいね。
・おわりに
ここまできて、「それでもやっぱり彼と結婚がしたい!」という結論に辿り着いたみなさんは、彼に結婚へ積極的になってもらえるよう努力を始めましょう。
具体的な方法は書ききれないので割愛しますが、円満な交際、また結婚後の関係にマイナスな影響を及ぼさないためにも、「彼に媚びない」ということは大切にしてほしいと思います。
「結婚」は人生の中でも一大イベントです。だからこそこうしてひとつずつ互いの考えを整理していく必要があり、その過程で「彼ではないのかもしれない」と思ったのならば、「別れ」という選択を視野に入れるのも懸命な判断なのではないでしょうか。(桃花/ライター)