昨日の夜遅くに好きな人に送ってしまったLINEを朝になって読み返してみると、「え、私こんなの送っちゃったの……?」と自分でも赤面してしまうような内容を送信してしまっていたことに気が付き愕然とすることってありますよね。そんなときには、「深夜テンション」というものの恐ろしさを肌で感じてしまいます。
1.「ふと思い出したからLINEしてみた!」
「『どうしてるかなーと思って』みたいな感じでとくに話題がなくてもLINE送るの許される感じあるよね。夜だと。それが女子からなら、やっぱり独り身でさみしい男子はドキッとするのでは?」(金融/26才)
夜のLINEって、何かが始まる予感がありますよね。部屋で過ごしている時間で、だらだらとスマホやテレビを眺めていたりする時間であればなおさら、「なんか楽しいことないかなー」なんてナチュラルに思っていたりするタイミングです。
そんなときに送られてくる異性からのLINEというのは、その相手がよほど嫌いな人じゃない限り、「おっ♪」とノリノリで返信したくなるものですし、しかもお互いに深夜テンションということもあいまって、ただの世間話といってもディープな恋バナとか、そういう親密な会話が生まれがちです。
LINEしたいけど、とくに話題がない。そういうときには、深夜の時間帯を狙って一発ミサイル打ち込んでみては?
2.「今電話できる?」
「突然来る電話のお誘い。夜だと、なんか断れなくてOKしちゃって、ついつい夜更かしして長電話しちゃうよねー」(不動産/24才)
1と同じノリで、電話のお誘いをしてみるのもアリですね。なんででしょう、真夜中に誰かと電話をするのってやたらとドキドキして楽しい。修学旅行で就寝時間を過ぎた後に友達とこそこそしゃべってるのに近い感じ。ただの友達同士でも、こういう一晩の思い出をきっかけに、お互いを意識し始めるということもあります。
「電話しない? 暇だから」と言い訳付きでも全然いいですので、普段は好きな人と電話なんてとてもしないよという人でも、意表をついて奇襲をしかけてみるのはどうでしょうか。
3.「今度デート行こう、おやすみ!」
「ちょっと前に、ある女子から、『今度遊びに行かない? ふたりで。またね、おやすみ!』ってLINEが入ってて、その女子から今まで一度もそんな誘い受けたことないし、びっくりしたけど、たしかにちょっとドキッとしました」(広告/25才)
この「当て逃げ」も真夜中に送るLINEならではの作戦です。普段なら、まずもって送ることなんて不可能なレベルのアグレッシブさの内容を、「おやすみ!」の一言で「今日は返信読みませんから!」アピールをしつつヒットエンドラン、タッチアンドゴー。
これなら普段よりも勇気が出せるかな? そして、こういう当て逃げスタイルの言い方って、「好き」の気持ちから来る恥ずかしさと勇気とが入り混じっていて、とてもかわいらしいですね。
おわりに
今回紹介したものは、基本的にはまだ好きな人と彼氏彼女の関係になっていない人向けの内容でしたが、もちろん彼氏に向けての深夜テンションLINEだって考えられます。例えば、「寝てるよね? 好きだよ、おやすみ!」と深夜2時くらいに送ってみたりね。
好きな人のことを考えてもやもやしてなかなか寝付けない夜には、一発思いのたけをぶちかまして、次の朝、きっと赤面しちゃうことなんて忘れて(そのためだったら、送信したメッセージをこっちの画面でだけ削除してしまうのもいいかもしれません。起きたら送ったことを忘れてしまっているように)、気持ちよく眠りにつくのが吉です。(遣水あかり/ライター)