「モテるためには○○しなければいけない」という意識が、多かれ少なかれ、私たちの心のどこかにはありますよね。
1.「かわいい」至上主義
「元カノは美容のためにネイルやエステ、美容器具など月に何万も使ってたんだけど、その美への、興味というより執着が男としては理解できなくて。俺はすっぴん姿が安心できて一番好きでしたね」(28歳/営業)
もちろん「男性のためじゃなくて、自分のためにやっているんだから関係ないでしょ」と思う人もいるかもしれません。でも行き過ぎた美意識の高さは、彼らを心配させてしまうようです。もちろん好きな人から外見を褒めてもらえたら、最高に嬉しい。でも恋愛をする上で大事なことって、ルックスだけじゃありません。そもそも、
見た目で「かわいい」を作るのって割と簡単なんですよね。かわいくなれる情報はいくらでも溢れている時代だし、何より女子はメイクや髪型で変わることができる。一度コツを掴んでしまえば、「詐欺メイク」などで変身することが可能です。
でも彼と深く関わりたいのであれば、そういった手っ取り早く変われる見た目だけじゃなく、もっと内面を見せる努力をするべきかもしれません。作っていない外見や内面を見せるのって、実はすごく勇気が入りますからね。そういう中身も含めての「かわいい」こそが、彼らに響く魅力なのかもしれません。
2.オタク趣味を隠す
「マンガやアイドルが好きなら言ってくれて問題ないよ。借金してまで没頭しているなら話は別だけど、そうじゃないなら共通の話題で盛り上がれそうだしね」(30歳/広告)
一昔前まで「オタク=モテない」ってイメージが男女ともにありましたよね。だから、実はマンガやアニメが好きなのに隠している…という人も。でもいまはオタク趣味も広く受け入れられるようになりました。それに学生の頃は恋愛に興味がないオタク系女子が、蓋を開けてみたら誰よりも早く結婚した……なんてことはありませんか?それって自分を偽らずに生きていたからこそ、ピッタリはまる相手と出会えたのでしょう。
3.無理にリア充ぶる
「ある日から女友達が着飾った自分しかSNSに載せなくなった。でもどんどん遠い存在に思えてしまって、ちょっと悲しくなりましたね」(25歳/接客)
特にインスタの流行によって、「今日は○○のパーティーに行ってきました~!」など、リア充アピールする女子が目立ってきましたよね。女子からするとそういう子がモテそうだし、毎日楽しそうで羨ましいなと思ってしまいます。
でも心の底からリア充を楽しめているなら良いですが、だんだんインスタ映えだけの「偽りの自分」に疲れはじめていませんか?それはあなたのSNSを見ている男性だって同じです。キラキラした日々よりも普通の日常を知ったほうが、あなたに親しみを持てますからね。
おわりに
たしかに第一印象として、見た目や雰囲気って大事です。
でも、結局は「性格が合う」とか「ダメなところを理解してくれた」とかそういう内面を知ってもらえなければ、仮にいくら高スペックな男性と付き合えたって長続きしません。
その場しのぎの恋をやめたいのであれば、本来の自分を見せる勇気も持っておきたいものですね。(和/ライター)