街コンやマッチングサイトが流行りつつありますが、「どうせ遊び目的の人ばっかりでしょ?」と思っている人はいませんか?たしかにそういう人が全くいないとは言い切れません。
1.職場に出会いがない人が参加するから
「男だらけの職場で、出会いはゼロ。でも30歳までには結婚したいと思っているので、定期的に街コンへ行っています」(27歳/公務員)
もちろん「職場の女子は食い尽くしちゃったから、今度は街コンへ進出してきた」という男性もいるでしょう。でも普通に生活しているだけじゃ出会いがない、もしくはシャイすぎて自分から女性に話しかける勇気がないため、真剣な恋人探しとして街コンを利用している男性も一定数存在します。筆者の周りでも、「消防士や警察官をしているけれど、男社会で出会いがないため街コンへ参加している」という人も見受けられます。
彼らが遊びor真剣交際を求めているのかは、少しフリートークをすれば見えてくると思いますよ。
2.高いお金を払って参加しているから
「男の街コン代はバカにならない金額だよね。それでも参加するのは、何が何でも彼女が欲しいからです」(24歳/営業)
また街コンは女性と比べて、男性陣はかなりの高額。それなのにお金を払ってきているのは、それだけ恋人作りに真剣だからでしょう。
ただ中には街コンが目的ではなく、そのあとにエッチできそうな女子を探しに来ているハイエナみたいな男性もいます。仮に街コン後に「今日このあと空いてる?」と迫られたとしても、イヤならスパッと断ってしまいましょう。ほかの参加者の目もあるので、男性もむやみにしつこくはできないはずですよ。
3.わざわざ足を運んでいるから
「ぶっちゃけいまの時代、女の子と遊びたかったらアプリで適当に探せば済む話。でもわざわざ良さげな街コンを探して申し込んで足を運んで……ってやってるのは、本気の証拠だよね」(30歳/IT)
やはりマッチングサイトとの大きな違いはここですよね。マッチングサイトなら相手の顔を見て、「この子、かわいいな~」「もしマッチングできたらラッキーだな~」なんて思いながら、涼しい部屋でゴロゴロしつつ、その場の勢いでいいねを押すことができます。
それに私たちもそうですが合コンなら、幹事からある程度相手の情報を事前入手できますよね。そこで「タイプじゃないな」と思ったら、キャンセルすることだって可能です。
でもどんな人が来るかわからない街コンに、(特にこの暑い季節)わざわざ足を運ぶのは、それこそ「今日運命の出会いがあったらいいな」と思っているから。そう考えると「街コン=ヤリ目男子の集まり」は、ちょっともったいない偏見かも。
おわりに
もちろん街コンだけに絞って出会いを探すのはデメリットが大きいし、共通の知人がいないぶん、変な男性が紛れ込んでいる可能性も否めません。
ただせっかく出会いの一環として街コンがあるのですから、出会いがない人は利用してみるのも方法だと思います。
お互いに恋愛や結婚の価値観が一致すれば、お付き合いまでトントン拍子で進むかもしれませんよ。(和/ライター)