ただ好きで、愛情を伝えているだけなのに、いつも気づくと彼氏が引き気味。あげく「重い」「うざい」なんて暴言を吐かれてサヨナラ……。悲しいかな、こういう女の子は同じような恋愛を繰り返します。なぜなら、「重い女」化してしまう原因が、女の子自身にあるから。
◆重い女に対する男性心理とは
「重い女」にも様々な種類があるように、男性の意見もさまざまで、中には「重い女好き」を公言する男性もいるよう…。しかし、実際のところはどうなのでしょうか?「重い女」のタイプ別にリアルな男性の声をリサーチしてみました。
◯「この日は、誰とどこで会うの?」スケジュール把握したがり系
重い女といえば真っ先に思い浮かぶのでは?というくらいポピュラーなのが、束縛の激しい重い女。彼氏が飲み会に行こうものなら「早く帰ってきてね」「まだなのかな?」「寂しいよー」「まさか女の子と一緒にいないよね?」と、怖いLINEを立て続けに送るのがこのタイプです。
常に自分が優先されていないと納得できず、他の女の子はおろか、仲の良い男性友だちとすら会ってほしくない!と本気で思ってしまうのが特徴。もちろん彼のスケジュールはバッチリ把握しておかねば気が済みません。
こんな重い女に対して男性の声は?
「それだけ俺のことを好きなんだって思えなくもないけど、正直きつい。別に浮気とかじゃなくて、単に友だちと遊びに行くだけなのに『ダメ!』とか言われると、もう……」と、ぐったりみたい。
◯「わたしのこと、好き?どれくらい好き?」常に愛を囁いてほしい系
重い女の中には、自尊心の低い人が多いです。だから男性とつき合っていても常に不安がつきまとい、何度も「好き?」と聞かずにはいられません。
こういうのは、最初のうちはかわいく見えても、あまりに続くとうんざりしてくるもの。なのについ適当な返事をしようものなら、メソメソと泣いたり「ほんとは好きじゃないんでしょ!」とブチ切れたりするので、される側からすればたまったものではないですね。
ちなみに男性の意見は、
「好き?って聞かれるの、最初のうちはかわいいと思ったけど、ちゃんと答えないと不機嫌になるし、続くとなんか面倒になってくる」とのことでした……。
こうやって見てみると、「重い女が好き」という男性はほぼいないのでは…?おそらく、「自分のことを好きでいてくれてることが伝わってイイ」という気持ちはあるのでしょうが、それによって自分の行動を制限されたり要求されたりしてくると、一気にマイナスな印象になる、ということかも。
◆「重い・うざい女」を脱するために必要なマインド
何でも知りたいと思ったり、何度だって愛の言葉が欲しかったりするのは、相手のことを好きなら当たり前のことと言えます。問題は、その程度ですよね。
何事も度をこすと良くないわけで、それは愛情表現だって同じです。「だって好きなんだもん!」がすべての行動の免罪符にならないということは、自覚しておかねばなりません。
まずはそこを理解したうえで、重い女から変わるために必要なマインドとは何でしょう。それは「自信を持つこと」。
重い女は自尊心が低いという話をしましたが、自分に自信がない人ほど相手をコントロールしようとします。自分で手綱を握っておかないと、恋人に逃げられてしまいそうで不安だからです。
そうではなく、自分自身には人から愛される価値があるのだと思うことから始めましょう。根拠がなくともとにかく思い込んだり、口に出して言い聞かせたりするのも効果的です。やっているうちに、本当に自信がついてくるのだから不思議なものですよ。
自信がついて自分の軸がしっかりしていれば、意味もなく不安になったり、恋人を支配しようなんて気持ちは消えていきます。そうすれば、彼を疑いながら過ごすよりも、ずっと幸せな毎日が過ごせるようになるでしょう。
もしあなたが「わたしって重いのかな」と悩んでいるなら、まずは自信を持つこと。そこからすべてが変わっていくはずです!(七尾なお/ライター)