中学の思い出話をしたとき「あれから○年も経つなんて…」とびっくりした経験はありませんか?時間は、あっという間に過ぎてしまうもの。彼との時間にだって同様のことがいえます。「二度と取り戻せない大切な時間」と意識してみれば、彼との関係をもっともっと、いいものにできるのではないでしょうか?
●彼を待たせることを当然と考えない
女子はアレコレ時間がかかるもの。朝起きてからお出かけするまでにも、やることはた~くさん!特にデートなら、いつもの何割か増しで、時間をかけて準備したり、着ていく服を悩んだり。
でも、だからといって遅刻していいわけではありません。「数分ならいいよね?」と家の下で彼を待たせたり、待ち合わせ場所に遅刻したりした経験はありませんか?デート中のお手洗いや、買い物もそう。きっと彼は、快く待っていてくれるでしょう。でも、それを当然と考えないようにしてほしいのです。
できる限りでいいので、彼を待たせないよう、手際よく用事を済ませるのも優しさです。約束の時間があるなら、しっかりと守ることで、彼への誠実な気持ちを示すことができるでしょう。
もし長くなったりそうだったり、遅れそうになったりしたら、ちゃんとそれを伝えること。「あ、ちょっと時間かかるんだな」と事前に認識できると、待つ時間のストレスを軽くすることができるはずです。
●辛抱強く、忍耐して待つ愛情も必要
一方で、こちらが彼を待つ、なんていう状況もありますよね。単純に待ち時間というだけでなく、なにかを質問した後の答えを待ったり、彼が変化してくれるのを待ったり、なんてこともあるかもしれません。
自分の思い通りにいかないからといって、すぐ彼を責めたり、急かしたりするとすれば、彼への愛情というより「自分にとって、都合のいい彼を欲しがっているだけ」になっているかもしれません。たとえ彼に落ち度があるとしても、急かしてどうにかなる問題ではないでしょう。ときには辛抱強く、忍耐して待つことも、彼への愛情になるはずです。
●ふたりのために、どんなふうに時間が使える?
デート中に彼と過ごす時間はもちろん、彼と離れているときでも、自分が成長するために、できることがあるかもしれません。
デート中なら、スマホを極力見たりせず、彼との時間として大切に過ごすことや、彼がなにかしてくれたなら、それを思い出して感謝したり、幸せを噛み締めたり。
また、彼のためになにかをする、その準備に時間を使うことも、彼を大切に思っているからこその時間の使い方。彼がそのことを知れば、とても喜んでくれるでしょうし、きっと大きな愛情を感じてくれるはずですよ。
●勝手に流れるのではなく、ふたりで歩む時間にする
時間は誰にとっても、いつも平等に流れます。こちらが急いでも、焦っても、ダラダラしても同じ時間。油断していると、せっかくふたりの愛を深められるはずの時間が、惰性で流れてしまっているかもしれません。
彼と付き合っている間は、少しでも多く成長し、1秒でも多く愛を育む時間にしたいもの。
ときには計画性が必要になることもあるでしょう。「お互いがお互いのために」。これを意識しておけば、惰性で過ごす時間を軽減できるはずです。
●おわりに
もし、彼と付き合い始めてからしばらくたって、なんだかマンネリを感じているとしたら。一度、時間の使い方を振り返ってみてはいかがでしょう?ふたりの愛をもっと深めることができるかもしれません。(織留有沙/ライター)