好きな人や彼氏ができた、もしくは結婚したなど……。女性はいくつになっても恋愛で人間関係が変わるものだと思います。
「別れたほうが良い」の理由とは?
Aさんは妻子持ちの相手を好きになり、不倫をしていました。女友達からいくら「別れたほうが良いよ」と言われても、「でも彼は奥さんと別れるって言っているから……」「好きな人と居られればそれでいいんだ」と聞く耳を持たなかったそうです。それでも友達はAさんを心配して注意をしていたそうですが、ある日Aさんは「これって私の問題だよね!」「いちいち口つっこまないで!」と怒ってしまったそう。その後、女友達とは音信不通に。彼からもある日突然フラれ、自分に残るものは何ひとつなくなってしまったんだとか。
またBさんは学生時代、ずっと気になっていた彼とお付き合いができたそう。しかし周囲の女友達から「あのふたり付き合っているんだって」「お似合いじゃないし、別れちゃえばいいのに(笑)」などと噂されるようになり、耐え切れなくなったBさんから別れを告げたそう。でも彼のことは好きだったため、その後もずっと未練があったんだとか。しかし卒業してから数年後、風のうわさで彼が別の人と結婚することを知り、「何であのとき彼を手放してしまったんだ」とさらに後悔が残ってしまったそうです。
でも……自分も同じことしていない?
こういうことって、意外とみんな経験しているのではないかと思います。たとえば不倫じゃないにしても、浮気グセのある彼との交際を友達に止められたり、逆に理由もわからず他人から交際をバカにされたり……。もしくは彼氏ができたことにより勝手に変な噂を流されて、人間不信になったことのある人もいるかもしれません。
そのときに感情的になったり、周りの意見に流されるのではなく「本当に自分を思って言ってくれているのか」を考えるべき。「友達は何であんなこと言ったんだろう」と冷静に分析することで、間違った選択を避けられるでしょう。
またその裏返しで、「自分が友達の恋愛を好き勝手批評していないか」を改めて問う必要があります。自分が僻みから何気なく放った「彼氏微妙だね」「その人で本当に良いの?(笑)」などという一言が、友達を傷つけ、悩ませる可能性があるのです。
おわりに
恋愛がきっかけで友達とギクシャクするパターンって、大人になってからでも結構あるはず。
だからこそもう二度と同じような過ちを犯さないように、本当に自分の恋愛が間違っているのか、それとも友達の妬みや嫉みからくるものなのか、ふたつをしっかり天秤にかける必要があります。
そうすることでおのずと自分にとって良い方向に物事が進むのではないでしょうか。(和/ライター)