最近、マッチングアプリを使った出会いというのがますます増えてきましたが、相手の写真だけを見て選んでいるせいなのか、それとも、そもそもそこにまともな男があまりいないからなのか、なかなか愉快なメンズの巣窟となっています。
1.「結婚」エサにヤリチン男
「あそこは、いい歳した30前くらいの男子が、『俺もさすがにそろそろ結婚しなきゃなー』って焦ったフリして、相手の子を引き寄せて、遊び捨てるみたいな男子が本当に多いから気をつけた方がいい。俺もそうだし、友達もそうやって使ってる人本当に多い」(ゼネコン/27才男性)
たしかにこれはそうで、私の友達もその被害に遭ってる人が決して少なくないです。
ときには、「最近の女遊びはマッチング系が一番コスパいい」なんて言ってる男子もいるくらいです。月会費(女子は無料なことが多いけど、男子は払うんです)が5000円とかだとして、それで毎週月に4回「女が釣れる」んだったら安すぎると、そういうことなんでしょう。
結局会う前は写真しか見れないので見抜くのは難しいし、メッセでもなかなか気づきませんが、なるべくすぐ会わず、メッセで時間稼ぎ(下衆男子はなかなか会えないと面倒臭くて散る)をしたり、しばらくはランチデートだけにして密室で2人きりになるのは避けたりして!
2.普通に彼女いる男
これは直接私から。
と言っても何の面白みもありません。ただ単に、彼女がいるのにそれを隠してマッチングをやってる地獄みたいな男がいるというだけの話です。
Facebookなんかと連携してるタイプの出会い系SNSだと、Facebookのプロフィール上の交際ステータスが「独身」になってることが入会の条件だったりするわけですが、恋人がいることをいちいちFacebookに登録する人は多くはないので「独身」のままですし、また、仮に既婚者であっても「ステータス:独身」のままという人もいますからね。結局合コンと同じで「そこにいるってことはフリーなはずだ」というのはちょっと危険な考えということかもしれませんね。
3.知り合い男……
「てゆーか、この前友達の紹介で知り合って、何回かデートしてていい感じかもと思ってた人をマッチングで見かけてショックだった」(医療関係/26才女性)
「ところでどうしてあなたもマッチングやってたの?」という疑問は浮かびましたが、とくに触れないでおきました。
ということで、マッチングアプリで知り合いの男子を見かけたときの気まずさったら、まあ婚活パーティー行ったら知り合いとペアになったのとニアリーイコール級なわけですが、こんなふうに、「デートしてる男子」を見つけるというのは複雑ですよね。
「あれ、私とデートしてるのに、まだ他にいい子いないか探してるんだ?」みたいなね。しかも今日もログインしてるし。みたいなねー……。
なんというか、そういうのまで全部見えるようになってしまった難しい時代ですね。
4.「付き合ったはず」男
「てゆーか、私はマッチングアプリで出会って付き合ったはずの男がいつまで経っても辞めずにそこにいやがったら、別れたよ(笑)」(保険/25才女性)
知り合いどころか彼氏!
ただ、出会い系SNSではこの現象が頻発するとの報告が。そして、男子はみんな「退会し忘れてた」「退会のやり方がむずすぎる」なんて言い訳するんだとか。昨日も今日も元気にログインしてるのに。
ちなみに男子の言い分としては、
「彼女できても、せっかく会費払ってるので、更新日になるまでは会員でいて、その間にいろんな女の子と連絡先だけ交換しておきたい」(法律関係/28才)とのことです。
なんでもいいけど、付き合った後はさすがに、と思ってしまいます。
おわりに
マッチングアプリの男子の生態はもっともっと多彩で、こんなんじゃ全然語り尽くせていないと思いますが、みなさんも興味があれば、怖いもの見たさで、あるいは本気で恋人探しに、挑戦してみてはどうでしょう?
その場合はくれぐれも、お気をつけて、そしてぜひ、体験談をお待ちしています(笑)!(遣水あかり/ライター)
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