ライターの山田 芽依です。
プレイボーイの既婚男性が、結局いつも最終的に戻るのは……
筆者が知っている既婚男性のSさんは、40代ですがオシャレで、背が高く細身、阿部寛似のダンディな男性でした。
Sさんは話していてとても楽しい人だったので、女性からの人気は高く、色々な女性としょっちゅうデート、ようは不倫をしていました。
思い詰めた女性から「奥さんと別れて私と結婚して」と迫られたことも、一度や二度ではないそうです。
それでも、結局いつも最終的にSさんが戻るのは、奥さんのいる家庭でした。
「正直に言えば、奥さん以上に魅力的な不倫相手だっていたよ。だけど、奥さんは魅力的だからどうだとか、そういう問題じゃないんだよね。ただ、俺のことを一番分かってくれて、支えてくれる相手だから」
実に勝手だなと思いましたが、これが不倫常習犯・Sさんの本音でした。
既婚男性は、奥さんがいるからこそ魅力的に見える
Sさんと筆者は不倫関係にはなっていませんが、筆者も、Sさんのことは魅力的な男性だなとは思っていました。
Sさんに限らず、既婚男性のことを魅力的に感じたことは何度もあります。
それでも私が不倫を誰ともしなかったのは「既婚男性は、奥さんがいるからこそ魅力的に見える」と分かっていたからです。
Sさんが言っていたように、既婚男性を一番支えているのは、大抵の場合、奥さんであることが多いでしょう。
たとえば、スーツ姿が決まっている既婚男性がいたとして、着ているYシャツにアイロンがけをしているのは一体誰か、考えてみて下さい。
もしかしたら、クリーニング店か不倫相手なのかもしれませんが、基本的には奥さんですよね。
このように健気に支えてくれる奥さんがいるからこそ、既婚男性は余裕を持つことができますし、女性にとっては魅力的に見えるのです。
「私のほうが早く出会っていれば」それなら、今からでも遅くはない、が⋯⋯
それなら、既婚男性を好きになった女性は、こう思うかもしれないですね。
「私のほうが早く出会っていれば、奥さん以上に尽くしてあげたのに……」と。
それなら、今からでも遅くはないと思いませんか?
簡単な話です。その既婚男性が離婚をしてフリーになってから、自由に恋愛をすればいいのです。
「離婚をするのは簡単なことなんかじゃない。相手の家庭にはお子さんだっているし、奥さんが離婚を受け入れないだろうから」このような反論をされるかもしれないですね。
それなら、残念ですが、その既婚男性とはそれまでのご縁だったのです。本当にあなたのことが好きで、失いたくないと思ったら、彼も離婚してあなたを選ぶはずですから。
もし、既婚男性が「妻とは上手くいっていない。家庭内別居状態」「いつかは離婚するから」「本命はお前だけ」と言ってきたとしても、不倫相手にはならないでください。
事実として離婚せずに不倫関係を続けているのであれば、結局は奥さん、自分の家庭のことが一番ということになります。
おわりに
不倫をしている男性は、自ら望んで結婚したはずの奥さんのことを、平気で裏切ることができる最低の人間だということになります。
また、不倫相手の女性のことを本気で思っているのであれば、不倫相手などという、リスクの高い立場に追いやることはしないでしょう。
いくら魅力的に感じる既婚男性だったとしても、不倫をするような男性は本当の意味で魅力的な男性ではありません。
そのことを忘れずに、既婚男性とは接するようにしてみてくださいね。(山田 芽依/ライター)