相合傘
雨の日だけに許されるスペシャルなラブ行動、相合傘。雨の日デートは相合傘のためにあるといっても過言ではありません。
相合傘をなめるな!
どんなすごいハウツーかと思えば相合傘とか……、なんて思っているあなた。相合傘はただ一つの傘に入ればいいというのではありません。やり方一つで、ラブ度は上がりも下がりもするのです。
相合傘は男性がリードすべし
デートは基本的に男性にリードしてもらいたいところですが、相合傘だけは絶対に男性主導で行うこと。なぜなら、傘を持つのは男性だからです。
傘を持つのが男性である以上、女性から相合傘をしたいとは言えません。相合傘がしたいの、だから傘を持って、なんて何様ですからね。だからこそ男性は女性の気持ちを汲み取って、スムーズにリードしてあげてください。
相合傘に持ち込むには
ストレートに「こっちの傘に入る?」でOK。恥ずかしくて言えない人のために小技を伝授します。
さりげなく傘と傘をぶつけて不便さをアピールしたり、彼女の声が聞こえず会話がしづらい状況を作り出してみましょう。これで、色々うっとうしいから一つの傘に入ろうか別に他意はないけどね、と彼女にも自分にも言い訳が立ちます。
相合傘のポイント
ただ一つの傘に入っただけで満足してはいけません。いかに彼女を濡らさないかに命を懸けましょう。特にあなたからは死角となる反対側の肩に要注意!
傘はやりすぎじゃ、っていうくらい彼女寄りにしてください。これには彼女を濡らさないためと、もう一つ目的があります。
相合傘の真価
彼女にばかり傘を向けて、彼女があなたが濡れていることを指摘したらしめたもの。「じゃあふたりとも濡れないためにもっとくっついて」と堂々と言えます。
彼女からすれば目の前にあなたの腕があるわけですから、つかまったり組んだりしやすいのです。雨のおかげで普段よりもぴったりと寄り添えるわけですね。
これが相合傘の真価であり、雨の日デートの醍醐味でもあります。
相合傘バンザイ!
相合傘でラブ度が上がれば、もうデートは成功です。多少映画がつまらなくても、食事がまずくても、寄り添って一つの傘に入る幸せがふたりを包むことでしょう。