変に気を使って関係がぎこちなくなったり、素直になりたいのにあまのじゃくな態度を取ってしまったり……。
1.デート中、ふたりで行列に並んでいるとき
「前に彼女が『パンケーキを食べたい』というのでお店に行ったら、思いのほか行列だったんです。そしたらずっと『ごめん……』『違うお店に行く?』とばかり言っていた。俺的には『そんなに気にしなくてもいいのになぁ~』って思いましたね」(25歳/営業)
たしかに自分の行きたい店……ましてや男性があまり興味のなさそうな場所だと、一緒に行くのも躊躇しますよね。そのお店が予想外に混雑していたら、なおさら申し訳ない気持ちになるでしょう。でも謝るよりも、素直に「楽しみだね」「○○君と来られて良かった!」と伝えたほうが、お互いの関係は深まるはず。たとえ待ち時間が長くても、それはふたりにとって意味のあるものになるはずですよ。
2.プレゼントをあげたとき
「サプライズで彼女が欲しがっていたネックレスをあげたんだけれど、なぜか『誕生日でもないのにごめんね……』と謝られた。もっと喜んでくれるかと思っていたのにな……」(26歳/販売)
こちらも「気を使わせて申し訳ない」という姿勢ばかりだと、彼も「もしかしていらなかったかな?」とガッカリしてしまうでしょう。「高かったでしょ?」と相手を気遣うことも大切ですが、彼が一番気にしているのはプレゼントを渡したときの反応。彼は喜ばせたいからこそ、あなたにプレゼントをしたはずです。大げさにリアクションを取る必要はありませんが、素直に「嬉しい」と言ったほうが、彼も安心できるでしょう。
3.わからないことがあったとき
「お笑い芸人の話をしていたんだけれど、『それ聞いたことがある~』と知ったかぶりをする彼女。知らないなら『それ教えて!』でいいと思うんだけどな」(21歳/大学生)
特に付き合いが長くなってくると、素直な自分を出せなくなってしまうことも。「わからないくせについ知ったかぶりをしてしまう……」ということもあるでしょう。でもそこで「わからないから教えてほしい!」と伝えるだけで、より共有できることが増えていきます。そうすることで彼から「素直でカワイイな」と思われるだけでなく、カップル間の仲良し度もアップするはずです。
4.不安なとき
「俺が仕事で忙しかったときに、勝手に浮気を疑ってブチ切れてきた彼女。あとでゆっくり話を聞いたら『寂しくてつい……』と言っていたけれど、だったら最初からそう言って欲しかった」(28歳/広告)
付き合っていれば「彼が浮気しているんじゃないか……」など、不安になるときもあるでしょう。でもそのような状況の中、変に彼の周辺を探ったり、八つ当たりをするのは逆効果。あなたの寂しい気持ちは伝わらないどころか、面倒くさいとすら思われてしまいます。不安な気持ちは素直に伝えたほうが誤解も解けますし、「ここまで好きでいてくれるなんて、やっぱり彼女は大切にしなきゃな」と愛情の再確認ができるでしょう。
おわりに
素直になることで自然とその場が和み、お互いのこともわかりあえて、彼からも「カワイイな」と思ってもらえる可能性が高くなります。
「一緒にいれて嬉しい」「連絡がこなくて寂しい」など、本当の気持ちをストレートに伝えてくださいね。(和/ライター)