■気づいたらすぐ言うのが◎
彼が落ち込んでいたり、様子が変だったりしたて場合には、「あまり、余計なことは聞かないほうがいいのかな…」と、考えてしまうこともありますよね。いろいろ聞いてしまうと、逆に彼の気持ちを傷つけたり、不快にさせてしまったりしないか心配になる方も多いことでしょう。
でも、「彼に幸せになってもらいたい」「自分がその幸せのためにできることをしたい!」という願いを、伝えることはできるはず。
彼の様子に違和感を持ったら、できるだけ早く「なにか気になることでもあった?」と聞いてあげてみてください。「前○○くんが話聞いてくれたときすごく助かったから、私もなにか役に立てたら嬉しいよ」「話聞くくらいしかできないけど、以外と話すといいかもよ?」と彼のペースに合わせて、話をしてみてあげましょう。
■相手のペースで聞くのがポイント!
とはいえ、「イヤ、別になにもないよ」「ん~ちょっとね…」などとはぐらかして、詳しくは話してくれないこともあるでしょう。そんなときは、「なんで?話してよ?」と、問い詰めるような聞き方はしないこと。
いつ話すか、どこまで話すかは、彼のペースがありますし、心の準備もあるでしょう。どんなときも、相手のペースで聞いてあげることが大切なのです。
聞き出すことが目的なのではなく、「聞いてくれる人がいる」安心感を彼に持ってもらうことが目的だと考えましょう。「いつでも聞くよ?」という気持ちを伝えるだけでも十分です。
結果的に、あなたに話すまでもなく解決したとしても、「いつでも聞くよ?」と言ってくれる彼女の存在をうれしく思うものなのです。
■話してくれたら「ありがとう」も忘れずに
「実はさ…」と、話しはじめるのは、とても勇気のいることです。女子同士なら「共感」を目的に話せるので、いくらか話しやすいものですが、男性の場合は「解決」を目的に話すことも多いもの。「彼女に言うのもな…」と葛藤していたかもしれません。
そんな中で、信頼して話してくれたのですから「話してくれてありがとう」と伝えてあげましょう。そして、大切に想っている彼の悩みを共有できることは、自分にとってはとても大きいことと伝えてあげてください。直接その悩みに関係ないことですが、きっと悩みを持つ彼後からとなるはずです。
■日頃から、気持ちを共有する癖をつけて!
彼が弱音を吐けるか否かには、彼女の姿勢が大きく関係するもの。日頃から彼が話しやすい環境を作ってあげることもひとつの方法です。
普段から「どう思った?」「今日どうだった~?」と聞いたり、自分のほうからも弱みを見せたり、彼が少しでも悩みを話してくれたときには、頼ってくれたことが嬉しいと伝えたり。
「どんなことでも、話が聞けることが嬉しい」と、日頃から、気持ちを共有する癖をつければ、よりいい関係を構築できるはずですよ。
■おわりに
なかなか話してくれないとしても、「なんでも聞くよ?」という姿勢を伝えること自体が、彼には力になるものです。
もしものときに力になるのはもちろんのこと、日頃から気持ちの共有を心がけ、彼との距離を縮めていきましょう!(織留有沙/ライター)