好きな人とLINEするとき、いくらラリーになってても、一瞬トークルームを離れておいて、連絡来てちょっとしたら開く。
「好き」の伝え方は2種類
男女がカップルになるには、お互いがお互いに「好き」と伝える必要があります。
ですか、付き合う前の段階では「好き」と言葉に出していうのはたいてい、告白をする方だけ。そして、これは男子の役目になることが多いと思います。
そうなると、告白される方というのは、告白以外の方法で自分の気持ちを伝えておく必要があるわけですが、このためには、女子はデートで会ったときや日頃のLINEのやりとりの中で、言葉遣いや態度などから、ちょっとずつ好意を小出しにしていって相手に受け取ってもらうことが大切になってきます。
ほとんどの男子は「負ける戦はしない主義」ですので、上記の「お互いに好きって伝えてないと付き合えない」ルールを強引に破ってまで、ダメもとで告白をしたりするということはあんまりありません。
だから、告白の多くはすでに両想いが完成している出来レース的なものになりますし、そうでないものも、告白する本人に聞けば「両想いだと思っていた」という単なる勘違いであって、必ずしも負け覚悟で挑んだ告白じゃないということになります。
細部に愛は宿る
「LINEだったら、すぐに既読つくとか、返信早いとか、そういうところを何より重視すると思う。だって、単純に自分だったら、好きな人のLINEならすぐに読んですぐ返したいし、逆なら時間は延びるから」(出版/23才)
よほど自分の気持ちを行動に出すのが得意な人でなければそんなにわかりやすくは好意が現れることはありません。だから男子は、露骨な態度よりも、さりげないところに好意が現れていないかをすごくよく観察してる(そのせいでたまに勘違いもあるわけですが)。
男子が告白するかどうかを決意するときには、「デートのとき、たくさん目合わせてくれてるし」とか「LINEでハート使ってくれてるし、すぐに既読つくし返信早いし」とか、そういう些細なきっかけの有無を考えて、両想いかどうかを、勝てる戦かどうかを判断していくことになるわけです。
男子にとって、「細部に神は宿る」ならぬ「細部に愛は宿る」というわけですね。
上で書いたとおり、自分から告白をしない人として恋愛をしようとするときにも、自分の気持ちをなんとかして伝えていく必要があるわけですが、そもそもそれが苦手だからこそ告白しない側にいるんですもん。その大変さはお察しします。
だけどそういう人でも、ボディタッチするとか、べた褒めするとか、すごく積極的な形で愛は伝えるまではできなくても、相手から見て「たしかにさりげないけど、好きだからって解釈しても、おかしくはないよなぁ」みたいな行動だけは隠さないようにしてあげた方が良くて、このくらいの恥ずかしさから逃げてしまったら、相手はもう、どれだけ細部をくまなく見ても愛が宿っているのを見つけられず、いくらあなたのことが気になっていたとしても、告白に踏み出すことはできないかもしれません。
そんなわけで、好きな人からLINE来た瞬間に「既読」つけるのって恥ずかしいけど大事、という話になるわけです。(遣水あかり/ライター)