「カレと一緒にいて楽しい」、「彼女と一緒にいて楽しい」
1.「嫌い」なことが一緒
「今まで何人かと付き合ったことあるけど、今の彼氏は『嫌い』なことが一緒だなぁってすごく思う。『部屋が汚いのが嫌い』とか『相手が異性の友達とご飯に行くだけでも嫌』とかね。お互い嫌いなことが一緒だから自分が嫌なことをしなければ良いし、無駄なケンカもしないからいつでも仲良しです。共通の『好き』があったら会話は弾むかもしれないけど、共通の『嫌い』が多い方がお互いに衝突しない気がします」(25歳/商社)
「自分がされて嫌なこと」をされたら、それがケンカへと繋がり、お互いの仲がどんどん悪くなってしまいます。「されたら嫌なこと」は人によって違うからこそ、価値観の違いで別れてしまうカップルは多いのでしょう。
その点「嫌い」なことが一緒だと、「自分がされて嫌なことをしない」という簡単なことをすれば良いだけなので、無駄な衝突が少なくて済むようです。それが仲良く長続きする理由なのかもしれませんね。
2.お互いに尊敬出来る相手である
「俺は彼女を尊敬しているし、彼女も俺のことを尊敬してくれているんだけど、こういう関係ってホントに大切だよなぁって感じます。やっぱり自分が『素敵だな』って思う人じゃないと長く一緒にいることは出来ないしね」(26歳/鉄道)
たしかに自分が見下しているような人と、長く一緒にいたいとは思いませんよね。「尊敬」出来る相手だからこそ、一緒にいたいと思うものです。
年齢や性別、それまでの経験で、お互いにできること・できないことはあるはず。そういったところを理解した上で、きちんと相手のことをみることはとっても大切です。
相手を尊敬していれば、自然と相手のことを大切にしようと考えるはず。
3.凸凹である
「俺と彼女は本当に真逆の性格です。俺は細かいことを色々気にしすぎる性格なんだけど、彼女は常におおらかなんだよね。俺が色々気にして落ち込んでいると、俺には全くない視点でおおらかに励ましてくれるから元気が出るし、彼女が大雑把すぎて上手く出来ないことは、俺の得意の細かさで手伝うことが出来る。お互いに凸凹だからこそ足りないところをカバー出来て、結果今の俺になくてはならない存在になりました」(24歳/不動産)
自分に不足している点を補ってくれる相手と一緒にいれば、居心地が良いに決まっていますよね。長期的に上手くいくカップルは、お互い凸凹だからこそ、それを補う形で一緒にいることが出来るのでしょう。
ただ根本の考え方など全てが真逆だと、衝突が起きてしまう可能性が高いです。おおかたの性格は真逆だけど、前述のように「嫌い」なことが一緒など小さいことが一緒であれば、より仲良く長続きするカップルになっていくのかもしれません。
4.自分の時間を大切にしている
「私もカレも自分の時間を大切にしているから、一緒にいて居心地が良いなって思います。お互いに一人の時間をきちんと持って依存しすぎないからこそ、良い関係が築けているんじゃないかなぁ」(25歳/カード)
彼氏や彼女が出来るとその人のことだけを考えるようになり、友達や自分のことを放ってしまうタイプの人っていますよね。パートナーに一途になることはもちろん良いことですが、どちらかが依存しすぎると徐々に関係が悪くなってしまうこともあるんです。
最低限の自分の時間を大切にしながら、パートナーとの時間も大切にする。そうした生活は、結果として「相手の時間の使い方を尊重する」ことになります。お互いにストレスのない時間の過ごし方ができてこそ、長く一緒にいられるのでしょう。
おわりに
「仲良しでいよう!」とするのではなく、お互いに思いやって、尊重することで、「一緒にいることが楽しい」関係になっていくのかも。
皆さんも大事なパートナーと付き合っていく中で、上記のことを大切にしてみてはいかがでしょうか。(霧島はるか/ライター)