大学入試のセンター試験で「ムーミン」に関する問題が出題されたのを、ご存じの方も多いはず。実はこのムーミン、登場するキャラ達の言葉が、イマドキ女子にピッタリなんです!
■ちゃんと、やることやってる?
「何とかなる。それは、やることをちゃんとやってる人のセリフ」
まあ、なんとかなるよね!と、なんとな~く頑張って、なんとな~く毎日をこなしている方も多いはず。でも待って。本当にそれでいいのでしょうか?
たとえば、彼氏ができないときや、彼氏とうまくいかなくて悩んでいるとき。なんとかなるって発言すべきなのは、やることをちゃんとやってる人だけです。なんの努力もせずに、なんとかなるというのは、投げ出しているのと同じこと。あなたの場合はいかがでしょう?
■自分のやりたいことと向き合ってる?
「大切なのは、自分のしたいことを、自分で知ってるってことだよ」
自分のやりたいこと、したいことがわかっている人は、思いのほか少ないもの。著者も20代前半のころは、自分のやりたいことなんてわからなかったし、周りの明確な夢を持っている人が羨ましく思えたものです。
そんな方は、したくないことを考えるといいかもしれません。したくないのに、なにかしらの理由でしていることは意外と多く、自分のしたくないことを並べていくと、自ずと「したいこと」が見えてくるもの。
しなくていいことを捨てるためにも、本当にしたいことを探すためにも、したくないことをピックアップして、それとどう付き合っていけばいいか、考えてみましょう。
■努力の方向はあってる?
「一生懸命努力してるのに報われないじゃない。努力の量が足りないんじゃなくて、仕方が間違ってるんじゃない」
努力しているのになぜかうまくいかない。恋愛していると、特にこんなシーンが多いはず。そんなときには、努力の方向性が間違っているのかもしれません。
砂漠で歩くことを想像してみてください。行く方向を決めるときに、方向がちょっとでもずれると、到着地点につく時間には、何キロも離れた別の地点に到着してしまいます。これと同様に、ちょっとした思い違いで、大きく違う方向へ努力を進めている場合も…。
報われないと思ったら、なにをどんなふうに努力しているのか、努力の方向性を確認してみましょう。友達に相談してみるでもいいですし、ネットの掲示板を利用しての相談もいいかもしれません。客観視してくれる誰かの声に耳を傾ければ、きっと軌道修正してくれるはずですよ。
■自分を決めつけていない?
「縛らないことよ、自分で自分を。わたしはかわいい、わたしはブス。わたしは賢い、わたしはダメ。わたしはモテる、わたしはモテない。あなた、自分をすぐ何かに決めつけようとするでしょ。本当の自分を見つけるのはもっとずっとずっと先の話。いますることは、一生懸命迷うことよ」
名言の中にもあるように、自分で自分をこうだと決めつけてしまうことって多い気がしませんか?特に20代前半の女子に多いのが、「わたしなんて○○だから」という決めつけ。
自分自身がそう決めるということは、可能性をシャットアウトしているのと同じこと。いまモテないのであれば、これからモテるようになるか否かだってあなた次第。バカだと感じているのであれば、バカだからと決めつけず、勉強すればいいと思うのです。
■おわりに
ムーミンの登場人物の名言集には、このほかにも心に響く名言がいっぱいです。かわいい挿絵と共に楽しめるので、恋愛や人生に疲れたなんてときには、こういった名言集を参考にしてみるのもいいかもしれません。みなさんが恋愛を、より楽しめますように。(織留有沙/ライター)
(後藤真由子/モデル)
(gaku/カメラマン)
参考:ムーミン谷の名言集、ちびのミイの名言集 ともに講談社