女子が男性についやってしまうことのひとつに、本当は思ってもいないことを口走ってしまう……なんてことがありますよね。
●あっさり別れを承諾、引き止めてくれなかった
「『分かった、うん、いいよ』って言われた。でもその後、若干後悔残った」(年齢不詳/女性/その他)
「『別れてやるよ!』っていわれた…(笑)」(20才/女性/専門学校生)
・「そう言ってしまうと彼は別れも選択肢に入れてしまうんですよね。結局、その後うまくいかず別れを言われました。(35才/女性/その他)
・「俺は止められる立場にないからって言われて泣いた。引き止めてくれないのは悲しかった……」(20才/女性/専門学校生)
――別れの言葉をつい口走ってしまった女子が彼に対して心の奥で望んでいることは
すんなり別れを受け入れてもらうことではありません。
本当は「そんなこと言うなよ!」と引き止めてもらいたいのです。「納得できないよ」と食いついて欲しいのです。
しかし、多くの男性は単純でストレートですから相手の言葉を深読みしません。
女性の「別れたい」をそのまま鵜呑みにしてしまうことも少なくありません。
また本当は別れたくなくとも「俺のことを見切ろうとしている女にすがるなどみっともない」という男の美学もあります。
女から別れを切り出されるよりも、それを引き止めることのほうが男のプライドとしては許せないのです。
●彼にめちゃめちゃ怒られた
・「『二人のことを勝手に決めるな!』って怒られてその言葉に妙に納得してその後は冷静になって話し合いをして無事仲直り笑(18才/女性/主婦)
・「彼に“そんなことで怒って感情的になってどうするんだ”と1時間説教」(23才/女性/医療・福祉)
――「二人のことを勝手に決めるな」はまさに正論ですね。
このコメントの女性たちのお相手は“売り言葉に買い言葉”にはならずに、いい方向に運んで良かったですね。
本来であれば、彼女にそう言われたことで彼も頭に血が上り、その場の勢いに任せて本当に別れてしまってもおかしくありません。
女性は感情的になるとつい「もういい」「別れましょ」というセリフが出てきてしまいがちですが、改めて考えてみると自分も悪かったかも……と反省することも多いものです。
「勢いに任せて別れを決める」ことなど言語道断。
取り返しのつかないことにならないよう気をつけましょう。
●「もういい、別れよう」を繰り返してたら本当に別れてしまった
・「その繰り返しをしていたら本当に別れてしまった(笑)」(21才/女性/アパレル)
・「最初は仲直りしてたけど最終的に相手が疲れてしまって別れた」(25才/女性/医療・福祉)
――女というのは、「彼は私とは別れない」「なんだかんだ言っても一緒にいてくれるはず」なんて自惚れが心の何処かにあるものです。
また、交際期間が長くなればなるほど、ワガママも「許されて当たりまえ的」になってしまいガチです。
ですが、彼からの愛情にあぐらをかいているとその恋愛は必ず破綻します。
男性はいくら好きな女子でも「それが当然と思われている」ことに対して我慢の限界がきます。
「別れよう」と彼を脅したつもりが、「オレもホトホト疲れた……」と彼のほうが降参して逃げ出してしまうかもしれませんよ。
●最後に……神崎桃子から愛のメッセージ
親しければ親しいほど、付き合いが長くなればなるほど、つい相手に心にもない酷いことを言ってしまうこともあるでしょう。
ですが、同性の友達や血の繋がった家族と彼氏は違います。
彼氏は異性であり他人なのです!
ついカーッとなってその場では相手に容赦ないことを言ったとしても、友達や家族ならば一晩たてば元通りになるかもしれません。
しかし、男と女の関係においてはそれがシコリになることもあります。
恋愛においては自分の感情の勢いに任せて言葉を吐いてしまうと冷静になったときに必ず後悔するものです。
「一旦出てしまった言葉は取り戻せない」ということをよく覚えておきましょう。(神崎桃子/ライター)
(三方優加/モデル)
(gaku/カメラマン)