「絶対に、彼の都合の良い女になりたくない!」と思っている女性はたくさんいるでしょう。
・女性が思う「都合の良い女」とは?
みなさんはどんな状況になったら「彼の都合の良い女」になってしまったと考えるのでしょうか?
おそらく大抵の人が「きちんと付き合ってないのにエッチだけする」と答えるでしょう。
たしかに彼のセフレになってしまったら、彼女に昇格するのは難しいもの。「あとはエッチだけして捨てられるんだ……」と悲しくなりますよね。友達にも相談しづらい問題ですし、ひとりで悶々と悩みがちになってしまいます。
・男性は「都合良く扱った」とは思っていない?
でも彼の立場になって考えてみるとどうでしょう。
もしかしたら彼は「お互いに恋愛感情がない対等な関係」だと思っているかもしれません。
「○○ちゃんも俺と同じで、今日はエッチしたい気分だったんだろう」と。もしそうだとしたら、彼はあなたのことを「都合良く扱った」とは1ミリも思っていませんよね。むしろあなたの好意を知らない彼は、「俺たち欲求が満たされてラッキーだったじゃん!」とポジティブにとらえているかも。
つまり自分の好きな気持ちを隠して、エッチをして既成事実を作ったことは、ある意味「自分だって彼を都合良く扱った」といえるのではないでしょうか。
・流されないようセーブすることが大事
このように人によって「都合の良い悪い」の解釈は違います。
もし彼がエッチした後に「私の気持ちを弄ぶなんて!」と逆ギレされようものなら、逆に「でも終電までに帰らなかったのは○○ちゃんのほうだよね?」「俺のこと都合良く扱い過ぎじゃない?」と思うかもしれません。もしかしたら「俺のこと好きだって知っていたら、エッチなんかしなかった」と言い出すことも考えられます。
お互いに「都合良く利用された」なんて思っていたら、残る感情は怒りや憎しみばかりになってしまいますよね。そこからお付き合いに持っていくことはおろか、友達に戻ることも難しいでしょう。
誤解を生まないためにも、好きだから流されるのではなく、女性はきちんと「付き合っていないんだからできない」「○○君は私のことどう思っているの?」と聞くべきでしょう。
そこで彼が口を閉ざしてしまうようであれば、それが答えといえるはず。でもエッチをしなければ、ほかの方法でアプローチをする道もあります。まだ彼と付き合える可能性は、残すことができるのです。
おわりに
「都合良く扱われた」かどうかは、相手が決めるもの。
つまり自分だけが被害者だと思っていたら、それこそ「都合の良い解釈」なのかもしれません。たとえイイ感じのムードだったとしても、都合の良い女にはならない。
それが必然的に彼を都合良く扱わないことにつながるのではないでしょうか。(和/ライター)