気になる彼とデートをするのなら、やっぱり「今日、この子とデートしてよかったなぁ」と思われたいに決まってますが、そのためにはまず、自分自身の「今日、デートできて嬉しいな」という気持ちを伝えることが大事なわけです。
1.「めっちゃ早く来ちゃった」
「集合したとき、『待った?』って聞かれたら、「ううん、全然待ってないよー」って言うんじゃなく、逆に『めっちゃ早く着いちゃってすごい待っちゃった(笑)』って言われたほうが、すごい嬉しい」(フリーランス/23才)
例えそれなりに待っていたとしても、「全然待ってないよ。今来たばっかり」と答えるのが大人のマナーというか、常識的な対応というのはそのとおりだと思います。そのほうが相手に気を遣わせませんしね。
ただし、恋愛は別に、常識やマナーが整っていればいるほどモテるというものでもありません。ときには常識外れで意外な発想・行動こそ、相手のハートを撃ち抜くことになるもの。
2.「変じゃない?」
「本当なら、男子より女子のほうがずっとファッションセンスとかあるはずなのに、あえて俺に対して『今日の服どう? 変じゃない?』とか聞かれると、自分とのデートにめっちゃ気合いれてくれたんだなって感じる」(アパレル/24才)
男子に「この服変じゃない?」と聞くことがあったとしても、それは「私のファッションセンスって一般的にどう?」って意味なんじゃなくて、「私の服装は、あなたの好みですか?」って意味に決まってますからね(笑)。
男子もこのことはわかってますので、だからこそ、嬉しいんです。1と同じく、その日のデートへの気合いの入れよう、どれだけ楽しみにしていたかを間接的かつ強烈に伝えられる一言でした。
3.「時間経つのはやー」
「そろそろ帰るかーってときに、『もうこんな時間なんだ! 早いなー』的なセリフをちょっとだけ寂しそうにこぼすのを見ると、『よっしゃ!』ってなる。大成功だなって」(大学生/19才)
「時間経つの早いなー」というセリフは、基本的には、「もっとこの時間を過ごしたいな」という場面で使われるセリフですよね。
でも、デートで「まだ帰りたくない」みたいに言うのも(夜遅ければなおさら)なんか変な感じがしますからね。「お持ち帰りしてください」みたいな。その意味でも、この一言は絶妙にいいツボをついてます。
4.「またね」
「俺がデートするときには、『バイバイ』のタイミングで、『またね』的な意味の一言が入ってるかどうかをめちゃくちゃ気にして聞いてる」(薬剤師/25才)
例えば「すっごい楽しかったよ。ありがとうね。バイバイ〜」とハイテンションで言ったとしても、「また会おうね。連絡もするね。バイバイ」みたいなのの方がいいということ。
「またね」と、次をいしきした一言が入っていると、「本当にまた会いたい/LINEしたい」感が出ているように感じるそうで、逆に、前者の方は、お世辞や社交辞令のうまい女子なら、誰にでも言うんじゃないかという感じがするんだそうです。なるほどですね。
おわりに
まあ、ストレートに「今日、会えてすごく嬉しいよ」と言うのもいいんでしょうけど、なんかストレートすぎて、変に改まった感じがして違和感がないとも言えないし、直球すぎて口にするのも恥ずかしいですよね。
だからこうやって、さりげないけど、それでもきちんと「会えて嬉しいです」という気持ちが伝わるような一言が言えたら素敵です。(遣水あかり/ライター)