デートの最後、バイバイする瞬間って、デートの中でも一番大切なときだと思います。
1.「◯◯が楽しかったよ」
「もちろん楽しかったって伝えられたら嬉しいけど、抽象的より、具体的にどのお店が楽しかったとか、そういう風に言われたい。次のデートの参考にもなるしね」(大学生/19才)
単に「楽しかった」だけだと、半分以上は社交辞令的な意味だと思われてしまうようです。だからこそ、ちゃんと楽しかった根拠を示す。
頑張ってデートプランを組んでくれた男子への「お疲れさまっす」の意味合いも込められてるんですよ。
「デートのあそこを気に入ってくれたのか」と具体的なフィードバックをもらえることで初めて、次のデートのいいアイデアが浮かぶんです。
2.「また誘うね」
「女子から『また誘ってねー』って言われるのは心に響かないけど、『また誘うね!』って言ってもらえると、めちゃ嬉しい。これ、大きな違いだよね」(不動産/24才)
「また誘ってねー」は、「誘ってくれたらまたそのとき、考えてあげるね!」感が若干否めないんだそうです。男子にすると。
けど、「私も誘うね」というのなら、なんだか平等というか、お互いに次のデートをしたがってるということが前提になってる気がして、聞いてて嬉しいんでしょうね。
3.「さみしいけど……」
「帰り際、ほんの一言でいいから、『帰りたくない』ってニュアンスの一言があると嬉しいよね」(鉄道/23才)
本当はずっと一緒にいたいんだよねっていうのをお互い思ったままでないと、デートのお別れというのは辛すぎます。
「帰りたくないな」なんて大胆すぎることまでは言わなくていいけど、「あっという間だったな」とか「もう終わりかー」とか、さみしい気持ちを匂わすセリフくらいは言ってあげましょう。
4.「お家着いたら連絡するね」
「さっきの『また誘うね』ってのと似てるけど、僕は、女子の『お家着いたら連絡するからね』っていうのが好きなんだよね。正直、デート後は、『次いつ連絡したらいいかな、すぐしたらウザい? でもしたいなー』とか思ってるから、助かるし、家に帰るのも楽しみになる!」(大学院生/24才)
そうね、デートの後、次にどっちからLINEを送るかでちょっとした牽制のし合いになっちゃうのはわかります(笑)。
この一言は、その下らない争いに大人びた終止符を打つとともに、「デートが楽しかったから、またすぐ連絡しちゃうんだぞ!」というかわいさアピールも。
それに、「家に着いたら」というところで、「ちゃんと無事に帰れるか心配してくれてるんでしょ?」というメッセージもINです。
おわりに
いったいどんだけたくさん言わなきゃいけないのかよって感じかもしれないですが、お別れの寂しさなんて、どれだけ伝えても伝えきれませんよね。
何事も終わりが肝心。歩き疲れてくたくたでも、寂しくてダメダメでも、最後の最後は、全力投球!(遣水あかり/ライター)