いつまでも仲良しで長続きしているカップルは、ふたりだけの暗黙のルールのようなものを持っているものです。
1.「不満」を飲み込まない
「彼氏のご飯の食べ方がすごく嫌だったんだけど、ずっとそれをガマンしていたら、ストレスで発狂しそうになったことがある。ちゃんと打ち明けたら彼氏も改善してくれた」(27歳/女性/飲食)
不満は飲み込んでしまわずに、その都度ちゃんと吐き出す。
実はその方がうまくやっていけるもの。
ひとつひとつはちょっとしたことでも、それを溜め込んでしまうと、あとから大爆発して取り返しのつかない大ゲンカに発展するケースも多いです。
嫌われたくないからと言わないようにするのは、逆効果になってしまうだけかも。
2.「返信」を強要しない
「彼氏がなかなかLINEの返信をくれないからといって、『なんで返信してくれないの?』とか『ちゃんと返信してよ』って言ってしまうのはNG。忙しくて返せないときもあるのはわかってあげないと」(26歳/女性/出版)
そもそも、「返せる状況」であれば返信があるはず。
そうでない状況でLINEやメール、電話の返事を強要されることほど、息苦しく感じるものはりません。
特に、仕事中だったり手が離せない状況だったりして、すぐには返事ができないことだってあるはず。
お互いに相手の状況を理解してあげる思いやりの気持ちがないと、全ての言動に対して「どうして~してくれないの?」という、自分本位で相手を責め続けることになります。
それでは、長続きする交際はできないでしょう。
3.ちゃんと「言葉」にする
「言わなくてもわかるだろって感じで、自分の気持ちとかをちゃんと言葉にしなくなると、なんかギスギスしてくる気がする。やっぱり言葉にして口に出さないと、相手に思いは伝わらない」(25歳/女性/アパレル)
付き合いが長くなってくるに連れて、だんだん大事なことを言葉にしなくなっていきがち。
でも、言葉にしないとわかり合えないことも多いし、不安な気持ちになるものです。
些細な事だからこそ「~なんだよね?」と確認もできないまま、気持ちや考え方がすれ違っていきます。
特に、「好き」とか「ありがとう」、「ごめんね」といった言葉は、ちゃんと伝えることが大切でしょう。
4.「踏み込み」すぎない
「付き合っているからといって、勝手に手紙を見たり、ケータイをのぞいたりするのはあり得ない。そういうことは何があっても絶対にしないから、今の彼氏とは長続きできてる」(28/女性/商社)
恋人同士だからといって、踏み込みすぎるのは絶対にNG。
友達や家族と同じように、お互いにプライバシーを尊重し合えないと、一緒にいてもイライラが募るだけ。
最低限の距離感は保っておくことは、いつまでも飽きずにいられる秘訣でもあるでしょう。
おわりに
いくら恋人同士でも、「親しき仲にも礼儀あり」という精神が大事です。お互いを尊重し合うことができないと、いつまでもずっと仲良くやっていくことはできなくなってしまうでしょう。 (山田周平/ライター)